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  1. 松浦市議会 2022-06-01
    令和4年6月定例会(第4号) 本文


    取得元: 松浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開議 ◯ 議長(谷口一星君)  おはようございます。  出席議員は全員であります。  これより議事日程第4号により本日の会議を開きます。  日程第1 市政一般質問 を行います。  それでは、質問順位に従い、11番・中塚議員の登壇を願います。  (中塚議員 一般質問席 登壇)(拍手) 2 ◯ 11番(中塚祐介君)  おはようございます。  冒頭、先般12日、西九州自動車道建設促進大会においては、議長、市長、それから西九州自動車道特別委員会の委員の皆様には御苦労さまでございました。(発言する者あり)いやいや、総理大臣がマスクして答弁しているんですよ。見習わにゃいかん。  さてそこで、その折、金子農林水産大臣のお言葉です。西九州自動車道は令和9年開通すると、そのようなお言葉があったかと。それは道路局長ともしっかり話をしていると。よって、昭和63年、当時の衆議院議員松田九郎先生と一緒に手がけてきたこの西九州自動車道、これは金子先生自身、ライフワークとして政治生命をかけてやってきたんだと。この開通にめどが立った今、私は政界から引退することを決意した、このようなお言葉がありました。  私も昭和63年以降、その後でしたが、松田九郎先生の秘書をしながら、当時は金子派、松田派で激しい政争が、平戸、松浦、鷹島、福島、町長選挙のときには真っ黒け、また、議会はほぼ過半数、松浦市議会においては、当時、百条委員会まで設置された事案があった。それぐらい政争が激しかった。その政争の激しい中心人物であった金子先生松田九郎先生の名前を出されて、一緒にやってきたんだよと、本当にうれしく思いました。  そしてまた、県議会議員衆議院議員、県知事、参議院議員と、これは長崎県政史上、全国でもまれに見る、長期にわたる政治家活動を続けてこられて引退。おまけに、自民党公認まで頂戴していながら辞退されるというこの結末を私は予測しておりませんでしたが、ここにおいて金子農林水産大臣に対し、深甚なる敬意と感謝の意を表させていただきます。  さて、質問に入りますけれども、まず1項目め、商工会議所等でのイベント事業発注について。  発注の種類と年間件数について、事業者選定の基準について、監査体制について、地元事業者は優先されているかどうか、この点について一括質問いたしますので、一括で簡略に答弁願います。 3 ◯ 地域経済活性課長山口玲子君)  お答えいたします。  商工会議所各種団体等が主催する主なイベントは13件ございます。そのうち、市が補助金を交付しているイベントが6件、商工会議所補助金等を交付しているイベントが7件となっております。それぞれ発注する業務は異なると思いますが、司会、音響、仮設電気工事チラシ作成印刷、警備、リース業務等があろうかと思います。
     発注する業者の選定基準でございますが、過去の実績や地域の実情を踏まえつつ、価格見積りなどの競争意識の下で、最終的には各主催者の判断により業者選定が行われているものと認識しております。  監査体制についてでございますが、イベント主催団体の組織の中で監査機能が徹底されているものと認識しております。  市が補助金を交付する場合には、事業内容の妥当性を確認し、事業完了後には実績報告書を提出していただき、事業内容や補助金の対象経費を含む決算内容などの妥当性について審査を行っているところです。商工会議所が補助金を交付する場合は、監査状況商工会議所で確認されているとのことです。  発注につきましては、既に地元への優先発注や優先調達といった意識の下で、地元業者の優先利用が図られているものと受け止めております。このことに関しましては、地域経済活動の面でも重要な観点であることから、改めてイベントの主催者に対し、可能な限り地元業者を優先していただくよう働きかけを行ってまいります。  以上でございます。 4 ◯ 11番(中塚祐介君)  この質問は前回できなくて、今回改めてやっているんですが、地元事業者の優先という点で、ちょっと差別的な指名の在り方、それから選定の在り方がという苦情が寄せられた部分がここの質問です。  ですから、もう一度きちっと確認した上で、今の課長の答弁だと商工会議所任せじゃないですか、監査も。そうされていると伺っていますの話じゃないですか。指名業者は何社ですか、自分の目で確認しましたか、どことどこと。 5 ◯ 地域経済活性課長山口玲子君)  先ほどお答えしましたとおり、主催する主な団体等が監査等を行っていると聞いている段階で、直接確認はしておりません。 6 ◯ 11番(中塚祐介君)  自分の目で確認したのか。今のは聞いた話じゃないですか。していないんでしょう。していなかったらしていないと。 7 ◯ 地域経済活性課長山口玲子君)  確認はしておりません。 8 ◯ 11番(中塚祐介君)  そこなんですよ、問題は。しっかり自分の目で確かめて、間違いないかどうか。その上での答弁でなければ意味がないんです。3月に質問通告をして、今6月。何をやっていたんだという話。もっと責任感を持ってやってください。  次に移ります。  不老山災害復旧工事に関する諸問題について。  不老山における地滑り、これは前の災害の復旧工事中に起こったと聞いております。  先日、上高野地区での、県と市の建設課が来て地元住民の皆さんに状況説明と対策についてお話があったときに県の職員に申し上げました。地滑りの復旧工事をやっているさなかにまた地滑り、そしてまた、莫大な金をかけて復旧工事をすると。恥ずかしい話だと。他の自治体から笑い物ですよという話を県の職員の方に差し上げました。そういったところで、今度の復旧工事には、いわゆる有識者、学者を入れてアドバイスをいただきながらやっていると。じゃ、なぜ前回やらなかったのか、こんな話になったわけです。  そこで、間違いなくこの復旧工事が今進捗しているわけですから、何年度までに完全復旧ができるか、しっかりお示しをください。 9 ◯ 建設課長中村桂一郎君)  令和元年8月豪雨で被災しました不老山山腹上部斜面対策工事につきましては、長崎県において災害関連緊急地すべり対策事業として、昨年10月中の完成を目指して進められておりましたけれども、しかしながら、昨年8月に被災時を超える豪雨に見舞われたことで、整備されたのり面構造物の一部に幅約30メートル、長さ約40メートルの崩壊が発生しております。  今回の崩壊については、斜面頂部付近に分布する亀裂が発達した岩盤に大量の雨水が流入し、地下水となって、既に整備されていたのり面構造物に過剰な水圧として作用したことで発生したものと推測されたと聞いております。  この被災直後から、斜面下部の流れ出しや落石を防止するための大型土のうの設置、崩壊土砂で覆われた仮設道路の復旧、地下水の排除を行うための横ボーリング工などの応急対策が行われ、学識経験者からの意見をいただきながら、復旧工事の計画に係る調査設計が進められました。本年4月には復旧工法決定に係る国土交通省との協議を終え、現在、本格的な対策工事の発注準備が進められていると伺っております。  本年度より着手されます対策工事につきましては、厳しい現場条件下での工事となることから、現時点では市道を利用できるようになるのは令和6年度中と見込まれております。今後、新たな情報が報告されれば、市民の皆様への周知を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 10 ◯ 11番(中塚祐介君)  悠長な話ですね。不老山公園も相当な金額、いわゆるツツジの植栽事業まで入れれば十数億円、相当な金額が上には突っ込まれる、トータルでね。この災害で、もう不老山は取っ払ってしもうたらどうですか、滑りよるところを。そして、志佐町を地上げしたらどうですか、冠水対策のために。それぐらいの発想がないと自然とは付き合い切らんのじゃないかなと思います。ねえ、市長。ここは市長には質問はありません。  そこで、上高野地区の大雨時の、ここが大体この前の県と市の──建設課の次長が見えたのかな、この説明会はここが大体中心だったんですが、防災に関してのことだったので、防災課も来ているかなと。それから、不老山に関することだから地域経済活性課も来ているのかなと。残念ながら、建設課一つ。何の進捗もない、話の中に。それで宿題をお願いしました。  要は、上高野地区のため池が去年の大雨のときに──市長もそのとき行かれたんじゃないかと思いますよ。大雨のときに、いわゆるオーバーフローしかけた。そのときには何とか地元消防団の皆さんと一緒に地元の人たちが土のうを積んで流水を塞いだと。来年またこういう事態になったらいかんから何とかしてくれよとお願いしておったにもかかわらず、この1年間、何にも連絡がなかった。ということで、私に梅雨前にどうするのかぐらいの説明に来てほしいと、こういう御要望があったので、石本県議のところに相談をいたしました。そしたら、県の、いわゆる不老山の災害復旧の担当と、そして、松浦市は建設課の次長、こういう形の中で話があった。じゃ、一般質問できちっと答えをいただかんといかんなということでの質問であります。  さあ、どなたが答弁されるか、ここは指定いたしておりませんが、去年のような大雨が降ったときに、上高野地区──大雨が降って冠水したところはいっぱいあります。庄野もそう、青島でもしかり。そういったところも含めてですけど、どういう対策を取るのか、準備をしているのか、お尋ねいたします。 11 ◯ 建設課長中村桂一郎君)  まず、県の事業で、今、地滑り対策をされております。昨年の豪雨の被害からこれまで行われてきたという観点から、建設課のほうから答弁させていただきます。  不老山山腹崩壊が発生した以降、度々の豪雨により上高野地区の住宅地に雨水が流れ込んだことで冠水が発生しております。災害現場からこの住宅地に続く斜面については、降雨が谷あいに集まりやすい地形を呈しており、流れ出した地表水や地下水が多くの崩壊土砂を含み濁水となって、谷あいにある用悪水路を経て、下流域の住宅地に流れている状況となっております。また、別の谷の水路や河川を流れて、志佐川水面が広く濁った状況も見られております。  これまで長崎県において、地滑り対策のための土砂流出を防止する大型土のう設置や、排水を既存の市道側溝などへ処理するなどの応急対策が行われております。市といたしましても、その効果を確認する必要があると考えております。  以上です。 12 ◯ 防災課長(浜崎孝裕君)  防災対策の面から、防災課として答弁させていただきます。  上高野地区に限らず、大雨等による災害発生のおそれがあり、市民の方から依頼があった場合には、消防団に対し警戒巡視、土のう積みなどの出動依頼を行うなど災害対応に当たってまいりたいと考えております。  以上でございます。 13 ◯ 11番(中塚祐介君)  消防団は、基本的には火災時の緊急発動とか、そういった形で備えていると。本当に何でもかんでも消防団。国の自衛隊じゃあるまいし、防災課と名がつく以上は、しっかり事前の準備を、そして、極力消防団に──団員はみんな働いているんですから、極力出動を願わないでいいような防災、それが災害を防ぐという、書いて字のごとくですよ。甘えとったらいかんと思いますよ。  今回、そのような準備をされているのであれば、それで対応していただかなきゃいかんでしょう。しかし、万全を期して、市民の皆様方の生活にそごのないようにお願いをいたします。  続いて、不老山公園の再開園について伺いますが、道路復旧が、いわゆる災害復旧が令和6年度というさっきの答弁。ということは、それまで不老山はこのままの状態でいかれるおつもりですか。市長、自席からで結構です。 14 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  お答えいたします。  不老山総合公園につきましては、被災直後から復旧までに相当な時間がかかるということが判明しておりましたので、何らかの対応策がないかということで検討をしてまいりました。  まず、不老山の被災している道路に電線が通っておりまして、この電線そのものも被災をして寸断されているということから、不老山総合公園の水道施設、そしてトイレが使えないという状況にございました。  また、大型車両等が通る道路が寸断されておりますので、その他の対策がないかということで、議員も御案内のとおり、不老山団地のほうから登る道路はございますが、非常に狭く、カーブもあり、車の離合ができない、そういった状況から、この道路を活用することは難しいというふうに判断したところであります。  そしてまた、電源について新たに仮設電源を引いてはどうかということで検討いたしましたが、総延長も長くて、これには相当の経費がかかるということ、そしてさらに、道路を活用するとなりますと、その道路の整備等において時間がかかると、相当な時間を要するということから、災害復旧の進捗状況を考えたときに、新たな道路を整備したとしても、実際に出来上がる頃には災害復旧の工事の供用開始とそれほど時間が変わらないのではないかということから、現状においては頂上に登ることは難しいと、このように判断をしているところでございます。(降壇) 15 ◯ 11番(中塚祐介君)  その答弁は、昨日、建設課長がした答弁どおりですね。あとの順番、ちょっと変わりますが、せっかくアジフライの聖地とうたいながら対外的に宣伝をして、結構な市外からのお客様が松浦市にアジのフライを食べに来られる。そのときに、観光協会や、あるいは地域経済活性課のほうに、せっかくアジのフライを食べに来ましたので、どこか景観のいいところ、景勝地はありませんかというような問合せがあっているそうです。特に青島の定期船じゃなくて、海上タクシーを運営されている観光協会の方のところにもそのような電話があると。  去年のゴールデンウイーク前から問合せをすると、土谷の棚田はいかがでしょうと。ここしか案内できるところはなかったというのがこの1年間の実情ですよ。それを何とかしなきゃいけないんじゃないかという声が非常に強い。しかも、このパンフレット、今でも配っていますよね。(現物を示す)配っているでしょう、課長。このパンフレットの中に、不老山総合公園星鹿城山展望台と。こうやって堂々と行ってくださいと出しておる。それは、あなたたちはホームページで告知していますからと言うかもしれんけれども、情報入手にこれしかない人たちもいるんですよ。スマホを持っていない方もいる。このままアジのフライは一生懸命宣伝して、これはまやかしじゃないですか。これを初めて自分の情報として手に取ったら、行けるものと思って登ってみる。行けない。このような事例がいっぱいあるということを認識してほしいんです。  それと、努力が足りない。交流人口を増やすだとか何だかんだ言いながら、このような冊子があるならば、現在通行止めだとかシールを貼るぐらいの作業は懇切丁寧にやっていかないと、それこそペテンですよ。  この部分については改善を課長にお願いしておりますので、もうかかっていただいているものとして前に進みますけれども、仏作って魂入れず、展望台の上は立派なものを何億何千万円でもかけた。城山のウッドデッキの展望台、平成11年でしたよね。市長、覚えていらっしゃいませんかね。前の山口市長と地元の奥野議員さんとの大変なせめぎ合いの中で、吉山元市長になってやっとできることになった。ところが、ここも今、登れない。観光目玉としての展望台という仏様がいる。ところが、登っていきたいけど登れないじゃ、仏作って魂入れずの行政対応であると、そのことは指摘をしておきたいと思いますけれども、最大限努力をして、せめてアジフライを食べに来られる方には何とか見せてあげようという努力がないといけないんじゃないか。  令和6年まで災害復旧がかかって、そこで道路が開通するからと。道路の拡幅なんてすぐできるじゃないですか、予算をつければ。何のためのふるさと納税で、3億円、4億円という自主財源をつくっているんですか。アジのフライも返礼品で出しているんでしょう。そこら辺の柔軟さがなければ、松浦市は本当おかしなところだなとみんな思ってしまう。どうですか、市長。 16 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  お答えをいたします。  ふるさと納税につきましては、市民の皆様から様々な要望があるものについて、その必要性に応じて充当しております。確かにふるさと納税による貴重な財源もございます。しかしながら、その財源を本当に不老山の復旧工事に使っていいかといいますと、これまで市民の皆様方に提供している様々なサービスを止めて、そこにやらなければいけないという判断があります。  不老山総合公園、確かに現在は登れない状況ではありますけれども、今、県において復旧工事がなされています。残念なことに再被災を受けて、本来であれば昨年10月完成できたものがさらに延びていますので、私どもとしても一日も早く開通をしたいという思いはありますが、そのために現在提供しているサービスを止めて、新たに多額の予算をかけて仮設のための道路を造ることが正しい判断なのかどうか、このことはやはり議論が必要だと思っていますし、これまでに私どもとしては、まずは災害の復旧を一日も早く実施していただいて、そして、不老山総合公園の再供用開始を目指したいと思っているところであります。  また、この間、ツツジの伐採等を行って、再開した際にはきれいなツツジを見てもらえるような、そういった管理も行っているところでございますので、決して仏作って魂入れずと、そういう状況ではないと、私どもはそのように思っております。(降壇) 17 ◯ 11番(中塚祐介君)  ふるさと納税で得た資金については、もう予定が決まっているんだと、こういうような市長答弁ですよね。これはおかしな話じゃないですか。ふるさと納税が落ちたらどうするんですか、平戸みたいに。そのときの財源手当てはどうするんですか。 18 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  ふるさと納税につきましては、前年度にいただいたものを含めて予算措置をしてまいります。例えば、今年度の予算が大きく落ちれば、来年度以降のそのサービスをどうするかという議論は当然出てくると思います。そういった中で何を削っていくかということには当然なると思いますが、現時点においては、そういったいただいた貴重な財源を基に様々なサービスを提供している、そういうことでございます。(降壇) 19 ◯ 11番(中塚祐介君)  全く答弁になっていませんね。本当に国会の予算委員会の答弁みたいな答弁ですよ。  市長はさっき、いわゆる協議をすると。本当に不老山公園道路整備、あるいは城山も含めてでしょうけれども、検討していくというお話でしたけれども、市民懇話会ぐらい開かれて、市民の声をお聞きになったらどうですか、どうですか。 20 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  現在、市においては、市民の皆様との対話を重視するということで未来会議等を開催しております。こういった機会を通じながら、どのような御意見があるのか、今後検討してまいりたいと思います。(降壇) 21 ◯ 11番(中塚祐介君)  とにかく他市、あるいは他自治体から笑われないような迅速な、アジのフライ対策も結構ですけれども、それに釣り合う観光行政も気がけていってください。  それでは、次に入ります。  福島診療所ジェネリック問題、3月議会に引き続き福島診療所問題について質問をいたします。  3月議会の後、多くの市民の皆様から、よう概略の分からんとさと。確かにそうでしょうね。前副市長に御質問したのは、議会で行われた部分のことだけでしたので、概略をちょっと申し上げます。  福島診療所ジェネリック問題とは、平成26年4月、福島診療所長として赴任された深堀先生が、ジェネリック薬品の購入において過去7年間で約1億4,000万円にも及ぶ金額が不正支出されていることに気づかれ、平成26年5月、友広前市長に告発。しかし、友広前市長からは、法的手続をきちっとするから、それまで先生黙っとってくれと言われて口止めされ、その後、連絡もなく、結果的には隠蔽されることとなった。  平成30年、友田市長に替わられたことから、この市長さんなら何とかしてくれるんじゃないか、そういう思いを持って、同じ不正の資料を添付して再度告発。しかし、結果は調査をすることもなく再度隠蔽。このような松浦市の姿勢に失望されて、深堀先生は平成31年6月、時の安江議員に告発された後、平成31年6月、退職をされています。  その後、安江前議員はこの深堀先生告発を議会に開示し、武部議員や安江前議員によって一般質問及び調査が行われ、入札するべきところを随意契約で行われた不正が判明いたしました。市民が知るところとなり、しかし、行政は不正が明らかになったにもかかわらず、いまだに原因の解明を拒み、市民に説明責任を果たさないばかりか、開き直って市民に対しての謝罪すらしていない。これがこれまでの概略であります。  さて、3月議会で橋口前副市長は私の質問に対し、当時の友広前市長は平成27年1月、調査を職員に指示したと答弁しているんですよ、当時の市長はね。しかし、深堀先生は平成26年5月に友広前市長に告発をされています。この半年の間に薬問屋は自主廃業。友広前市長はなぜ告発後に直ちに調査の指示をしなかったのか、はたまたしていたのか。これは大きな疑問として前副市長答弁で残りました。半年間の空白。友広前市長から深堀先生告発後に即座に指示が下りたとして、半年後の調査であったならば、橋口前副市長以下、関係職員が隠蔽したことになる、半年間。友広前市長がその薬問屋の廃業を待って前副市長以下に指示をしたのであれば、元福島診療所長並びに薬問屋と友広前市長が結託しての隠蔽と証拠隠滅をしたことになる。この前副市長答弁によって、ジェネリック問題の疑惑、欺瞞点はさらに深まったわけであります。  このことについて、さらにしっかりと松浦市民にここで説明、答弁を求めます。市長じゃなくていいですよ。この点については、事前の聞き取りのときに岡課長が、私がそばにおって全部知っておりますと言いよりましたから、岡課長のほうから答弁を求めます。 22 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  ここはまず、私のほうで答弁をしたいと思いますが、私も手紙を頂いておりますので、その経過、私の経過もございますので、御答弁をさせていただきたいと思います。  議員がおっしゃったとおり、深堀元所長が福島診療所長に就任されたのが平成26年4月であります。その就任後に診療所職員にジェネリック薬剤に関する実態調査を指示されております。その後、診療所内で調査が行われております。さらにその後、友広前市長に伝わったのは平成26年12月ということで、内部の報告ではそのようになっております。  そして、深堀元所長が友広前市長に平成26年12月に前所長時代のジェネリック薬剤納入業者との癒着が疑われるとして調査の話があり、年明け、平成27年1月16日に友広前市長から当時の健康ほけん課長に調査の指示があっております。それを受けて、同1月20日に総務課、健康ほけん課、福島診療所で協議をした結果、相手業者確認のため、その日のうちに登記事項証明書を取得し、同1月28日には事業者の営業実態を調べるため熊本市を訪れて、現地調査並びに周辺からの聞き取りなどを行っております。  これらの内部調査結果に基づき関係機関に相談を行いましたが、立証は困難との回答を受けたことから、その旨を深堀元所長に報告したということでありまして、この間、何もしていなかったということではなく、実際にこのような対応をしてきているというのが実態でございますので、改めて私のほうから報告をさせていただきます。(降壇) 23 ◯ 11番(中塚祐介君)  一時的に食い違いも、今、市長の答弁の中で、私の言ったこと、これは深堀所長から頂いた資料を基に、我々、深堀ファイルとして多くの皆さんにも見ていただいてきたところであります。ここでも食い違いがあるわけですよ、さらにこの半年間の部分も。  そこで、岡課長、あなたはこの前、聞き取りのときに私に、深堀先生が前の何とか元所長に抗議のお手紙を出されたんですよと、そこから隠蔽されたんでしょうねという話はありましたと言いましたね。それから、その調査の内容、その前の上におられたそこかな、警察上がりの方がおられた。その方が調査に出向かれた。そのとき、ナビを務めたのは私ですというようなお話もあった。そこら辺のところをしっかり説明してくれませんか。 24 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  お尋ねに対して御回答いたします。  私が全て知っていますと言ったつもりはないんですけど、当時、その問題が起こってといいますか、御相談を相談員が受けたときに私が総務課の課長補佐をしておりまして、事あるたんびにその相談員のお手伝いをしておりましたので、相談があった後にどう動いたかというのは、私のダイヤリーに何月何日に誰がどこに行ったというのを記載しておりましたので、そこらあたりの関係が私のほうである程度分かるということであって、私が全ての調査に入っているわけではありませんので……(発言する者あり)  そういうことで、今のお尋ねですけど、1月に相談が当時の瀬戸課長のほうにあったということで、1月20日に健康ほけん課と総務課と福島診療所とが相談員のほうに来られて協議をいたしました。そうして、要は現地の実態を調べましょうということで、まずはその日のうちに会計課のほうで当該会社の登記簿謄本の写しを取っていただいて、それを基に、1月28日に相談員と当時の健康ほけん課の職員が1名運転をして熊本の現地に飛んだということであります。  そのとき私はこの相談室のほうにおりまして、所在地だけ分かっておりましたので、所在地をパソコンで調べまして、現地に行った相談員と、そこに何があるんだったら、それよりもうちょっと左のほうじゃないですかとかというやり取りをしながら会社の所在地を現場確認に行った。そして、そういう状況を確認してきたということでございます。  以上です。 25 ◯ 11番(中塚祐介君)  岡課長、答弁漏れ。この事件が勃発した頃、深堀先生が赴任されて間もなく見つけた。その頃に前の所長に抗議のお手紙を出されて、それから、前の所長が慌てて隠蔽工作をされていた。このような話もこの前の聞き取りのときに伺いましたよね。そこら辺のくだりを。 26 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  いや、その隠蔽工作がどうかというのはあれですけれども、1月20日に話合いをされた中で出た分が、たしか当時の事務局長補佐さんがおっしゃるには、6月頃に深堀先生が前所長のほうに何かお手紙を出されたということを記憶しているという話をされていたということは覚えております。 27 ◯ 11番(中塚祐介君)
     そこで、結果いろんな──隠蔽工作かどうかはとおっしゃったけど、隠蔽工作かどうか分からんけど、動きがあっていますよね、元所長のね。福島診療所内にお見えになったのか。深堀先生の話では、一度お見えになって、それを隠蔽したかったのかどうか分からんけど、時間を多少潰して、対応しなかったら帰られていったみたいな話も聞いております。  しかし、いずれにしてもね、市長、これは物すごい事案ですよ。市長たちが持っている時系列的な調査のどうのこうの、深堀先生のこの書簡、それから深堀先生が告発された日から半年後に友広前市長が指示をしたというこのくだり、ここら辺はきちんと調査をして市民に説明する責任が行政にはあると思います。前の人のことだけどね。  さてそこで、現在、指名委員長は副市長ですか。寝とった──起きとった。じゃ、副市長にお尋ねします。指名委員長として、副市長として、そもそも随意契約とは何ぞや。自席からでいいですよ。 28 ◯ 副市長(宮原宗尚君)(登壇)  随意契約の根拠は、地方自治法施行令の167条の2を基に随意契約をやっているということでございます。(「それだけ」と言う者あり)そうです。(「随意契約とは何ぞや」と言う者あり)  随意契約は、一般競争入札とか指名競争入札にかけることなく、事務的な効率性等も考えて、地方自治法の施行令に定めている条項に該当する事案であれば、競争入札ではなく随意に相手先を決めて契約ができるというものでございます。(降壇) 29 ◯ 11番(中塚祐介君)  それで説明責任を果たしよるとかね。  地方自治法施行令第167条の2第1項(要約)。1号、売買、貸借、請負その他の契約で、予定価格が次の各号に掲げる額を超えないものとするときに随意契約を認める。工事または製造の請負130万円、財産の買入れ80万円、物件の借入れ40万円、財産の売払い30万円、物件の貸付け30万円、その他のもの50万円。不動産の買入れ等々については、普通地方公共団体が必要とする物品の製造、修理、加工または納入に使用させるため必要な物品の売払いその他の契約でその性質または目的が競争入札に適しないものをするとき。それから、障害者支援施設、地域活動支援センター、障害福祉サービス事業を行う施設、小規模作業所において製作された物品を買い入れる契約及び上記施設に加えて、シルバー人材センター連合、シルバー人材センターなどから役務の提供を受ける契約をするとき。新たな事業分野の開拓を図る者が新商品として生産する物品を買い入れる契約をするとき。緊急の必要により競争入札に付することができないとき。競争入札に付することが不利と認められるとき。時価に比して著しく有利な価格で契約を締結することができる見込みのあるとき。競争入札に付して入札者がないとき、または再度の入札に付して落札者がないとき。落札者が契約を締結しないとき。こういう項目があるんですよ。ねえ、副市長。  この随意契約をやったことそのもの、しかも、販売したいという薬価の95%、100%を超えるようなことで契約をしてきた7年間。これで随意契約が云々かんぬん、仕事には何の支障も来していない。こんな答弁を前副市長はしたわけですよ。  そこで、もう一つお尋ねしますけれども、当時、松浦市には市民病院──市民診療所ですかね、それから鷹島診療所、福島診療所があったわけですけど、この薬剤購入に関する契約も随意契約だったのか、随意契約でないとすればどのような契約をしていたのか、お示しください。 30 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  事務的なことですので、私のほうからお答えをさせていただきます。  当時は中央診療所でありました。当時在職していた職員に確認をいたしましたところ、中央診療所は事務局のほうで薬剤ごとに4社の見積りを取って購入していたとのことです。これは随意契約ではあります。  鷹島診療所は、事務局のほうで薬剤ごとに3社の見積りを取って購入していたとのことです。また、現在の事務長が事務長補佐となられた平成28年度の時点からは、事務局で薬剤ごとに5社の見積入札の方法により購入しているとのことでございます。 31 ◯ 11番(中塚祐介君)  結局、市町村合併時から福島診療所だけは単独でやっていた。しかも、随契でと。このことが今はっきりしたわけであります。これはもう一度、市町村合併の総括も含めてしっかりと調査をしなければならないと、そのように思うところです。  そこで、橋口前副市長は私の質問に対して、物品入札の責任者ではないと、こうおっしゃった。公共入札、要するに指名委員会の委員長としては公共工事の部分だけでありますと、こういう答弁でした。  そこで、お尋ねをしますが、物品購入の責任者は誰ですか。 32 ◯ 副市長(宮原宗尚君)(登壇)  物品購入につきましては、事務決裁規程の専決規定の中で、金額によりまして課長が専決権者であったり、私が専決権者であったり、最終的には金額が高いほうになりますと市長が決裁権者、こういうことになっております。(降壇) 33 ◯ 11番(中塚祐介君)  ということは、関わっていたじゃないですかね、前の副市長さん。そうでしょう。新副市長になられて、宮原副市長になってからこういう規定になったの。そこはどうなんですか、前からそうなの。 34 ◯ 副市長(宮原宗尚君)(登壇)  医薬材料費の購入は、当時は主管課で決裁を行うこととなっておりましたので、当時の責任者は福島診療所でいえば所長であったものと思われます。(降壇) 35 ◯ 11番(中塚祐介君)  福島診療所に特化して聞きよらんよ。何ちゅう答弁しよっと。副市長、大丈夫かい。 36 ◯ 副市長(宮原宗尚君)(登壇)  質問項目の通告も受けていないので、こういうふうになっているかと思いますけどですね。(発言する者あり)  それから、物品購入の決裁でございますが、私が総務課長になったのが平成26年でございます。その後に金額の変更とかをいたしております、専決の幅の。専決事項の幾らから幾らまでは誰だという、そういう部分の変更はいたしておりますので、今議論になっている部分の当時と現在では専決者の金額の区分は変わっております。(降壇) 37 ◯ 11番(中塚祐介君)  いや、本当ね、行政用語も物は言いようで、ころころとそのときに合わせた臨機応変な御答弁ですね。しっかり議会に説明せんといかんですよ、そういうことは。もちろん説明されたのかもしれないけれども、所管でね。  そこで、お尋ねをいたしますけれども、福島診療所で──副市長、さっき事前に通告を受けていないと言ったでしょう。あなた聞き取りにも来とらんで、ようそんなこと言えたね。ちゃんと言っていますよ、来た人に。そげなこと言いなさんな。  そこで、お尋ね。福島診療所の薬品の入札は何名の職員を配置してやっていたか。それは福島診療所長──来とらんとか。  議長、福島診療所長は来とらん。わざわざ聞き取りに来たんですよ、私のところに。これは岡課長、その部分は私そんなやり取りをしたよね、岡課長。何で答弁者がいないんですか。休憩。 38 ◯ 議長(谷口一星君)  誰が答弁されますか。(「暫時休憩、時計を止めてください」と言う者あり)  まず、健康ほけん課長に答弁をお願いします。 39 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  福島診療所は一応事務長を置いておりますので、聞き取りの段階では事務長も同席をしていただきましたけれども、ここに出席をしているのは課長級以上でありまして、事務長については例年出席をしていないということでございます。 40 ◯ 11番(中塚祐介君)  そこら辺も交通整理せにゃいかんね、紛らわしい。福島診療所長の誰々ですと私のそばに座って、根掘り葉掘り聞き取りをして、これ以上言ったら学芸会になるからねとか言いながらやり取りしたのに、聞こうと思ったらいない。これでは駄目ですよ、議会もね、行政も。じゃ、この分はまた次回ということにしましょう。  前副市長は随意契約の理由として、当時の職員から聞き取りをした結果、ジェネリックを扱っている問屋がここしかなかったと、こう答弁していますね。武部周清議員が当時入札に参加していた薬問屋に聞き取りをした結果、ジェネリック薬品を取り扱っていたことが判明した途端、随意契約が妥当ではなかった、いわゆる違反であったことを認めました。福島診療所の職員は7年もの間、誰も薬問屋にジェネリックの取扱いを確認しなかったのか。これを聞いても答弁できる人はいないわけですけれども、指摘しておきますね。  また、前市長から調査を指示された職員はなぜ薬問屋からの聞き取りをしなかったのでしょうか。この理由を求めたいところなんだけど、そのときのことは分かりませんもんね、市長にも。ということで、先に進みましょう。  当時──これは聞いた。これからは友田市長に対して直接お尋ねをします。  橋口前副市長は、議会で答弁を変えたことは謝罪するが、随意契約に関与していないし、随意契約が行われたことで福島診療所の運営に悪影響を与えたことは確実ではないので、松浦市民に謝罪する必要はないと言い放ちました。随意契約で市民に対して損害を与えたことは明白じゃないですか。随意契約だったからああいう悪事が、不正が行われたことはもう明白。これは誰が責任を負うんですか。誰の責任ですか、市長。 41 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  これまでも申し上げてきておりますが、先ほども冒頭申し上げましたとおり、調査した結果、それは立証できないということになっております。ですから、その立証できないものの罪を誰が問うのかと言われても、そこはお答えできないものであります。(降壇) 42 ◯ 11番(中塚祐介君)  だから、第三者調査特別委員会を設置してくださいという、そういう声がいまだにあるんじゃないですか。何もかんも玉虫色じゃないですか。随意契約で、その責任を誰も問えない。そんな話がありますか。それで市民が納得できると思いますか。市長、甘いですよ、そんな考え方では。  先に行きます。  友田市長にも深堀先生は告発をされています。今の答弁を聞けば、また同じ答弁になるので、この質問はしてもしなくても一緒かなと。なぜ市長は再調査をされなかったのか、しようと思われなかったのか、改めてお尋ねします。 43 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  さきにお答えしましたけれども、まず、深堀元所長から調査依頼があって、前市長は対応しておられるというスタンスです。  まず、私に手紙が来まして、これはどういうことなのかということで担当者を集め、内容を聞きました。そして、先ほど申し上げましたとおり、実際に熊本に行って現地調査をして、そして内部でも、先ほど全く何もやっていなかったのかという御指摘でありましたけれども、決してそうではなくて、平成26年5月から10月の間には診療所内において前所長の使用薬剤の調べ、そして薬品卸業者の調べを実施しておりますし、さらには医薬品に対する取引業者に対しても調べを行っています。  そういった調査をして、こういったことがあると、こういった調査があるということを踏まえて、さらに現地調査をした結果として、関係機関にこういったことで立証できますかということを相談したけれども、この内容では立証できないということから、この際、そのときに立証できませんと。深堀元所長が思っておられるような内容には結果的になっていないんですが、立証できないということで対応しておりますという報告を私は受けましたので、そういうことであれば、改めてそのことを深堀元所長にお伝えすべきではないかと、納得しておられないのであればお伝えすべきだということで指示をいたしました。しかしながら、そういう回答なら私は受けないということで対応いただけませんでした。これが結果であります。  私としては、友広前市長がそのように対応され、その報告を受けて、それが妥当だと考えたものですから、それ以降の進展はないということであります。(降壇) 44 ◯ 11番(中塚祐介君)  内部調査が深堀先生の告発以降、いわゆる診療所内での内部調査を重ねた結果、そして、その半年後に現地調査が行われたわけですよね。そういうことになる。半年たったわけですからね。その半年、なぜ現地調査をしなかったのか。内部調査を始めた途端になぜしなかったのかという疑問がまた残る。まさに隠蔽のために現地調査を見送った。その間にその薬問屋は廃業してしまっていた。証拠隠滅じゃないですか。こういうところが疑問なんですよ、市長。よく認識しておいてください。  さて、最後です。  告発された深堀先生は、昨年7月24日、我々、コロナ禍の中を五島まで渡って面談させていただいた。松浦市民の皆様に対して本当に心配をされておりました。こんな悪徳医者が松浦市民の税金を不正に流用した。そしてまた、深堀ファイルは読んでいただいておると思うけれども、ある患者さんは、糖尿病でもないのに糖尿病のために予防しとかんばいかんといって、3種類もの薬を与えられとった。もう薬漬けですよ。そして、その患者さんに、もうこの薬は飲む必要ないからと深堀先生が言ったら、怖いですよね、いわゆるマインドコントロールというか、いや、先生、やっぱり飲みよかんば不安かけん薬を下さいと言ったと。こんな医療がありますかと、そういう怒りを言われていましたよ。  私はね、さっき市長がいろいろ、私には言い訳にしか聞こえんけど、いろんな疑問がありながら、それを一生懸命正当化するために過去のことをしっかりお話しなさったけれども、まさしく長年にわたって深堀先生には不快な思いをさせてきたんですよ。改めて面談して、市長としてわびるところはおわびして、また元に戻って来ていただけないとは思うけれども、それぐらいの関係の再構築を目指されたらいかがかなと思うところです。これは通告しておりませんので、よろしいです。  さてここで、議長、お願いがあります。このジェネリック問題、6か月間のタイムラグ、それから随意契約、この2つ。ほかにもるる問題がお分かりになったと思う。議会として、行政に対して第三者委員会の設置を求めていただくよう御検討いただけませんか。 45 ◯ 議長(谷口一星君)  後刻、議会で協議をしたいと思います。 46 ◯ 11番(中塚祐介君)  そして、その第三者調査委員会を行政がしないならば、松浦市議会は決然として百条委員会の設置をすべきである。このことを強く申し上げて、中塚の一般質問を終わります。  以上です。ありがとうございました。    (中塚議員 一般質問席 降壇) 47 ◯ 議長(谷口一星君)  以上をもって中塚議員一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。       午前11時   休憩 ───────── ◇ ─────────       午前11時15分 再開 48 ◯ 議長(谷口一星君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、質問順位に従い、3番・大橋議員の登壇を願います。  (大橋議員 一般質問席 登壇)(拍手) 49 ◯ 3番(大橋尚生君)  おはようございます。  昨日に引き続き、1人目の中塚議員が大迫力の質疑で、2番目に担当する新人議員としては、いささか物おじしそうな状況ですけれども、質問させていただきたいと思います。  3か月前に初登壇してから3か月たって、2回目になりますけども、2回目を終えると1年の半分を終えるんだなということで、非常に時がたつのは早いと感じているところです。  この3か月の間で国際情勢というか、随分と変わってきました。農家さんにおいては、物価高騰、種苗、肥料、資材、あらゆるものが1.5割増しということで、非常に農業危機もあるなということで危機感を抱いておるところでございますけれども、本日も通告に従って質問させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  新型コロナ対策についてですね。  パンデミックとなって2年を経過しております。3年目に突入しているところでございますけれども、この間、緊急事態宣言、まん延防止措置など様々な感染防止対策が講じられてきました。  子どもたちにおいては、学生時代の一番のイベントである修学旅行も中止になったり、部活動などの大会も中止されるなど、がっかりするようなことが続いてきました。これら全て、大人たちが決めてそうなってしまっているわけですけども、マスク、黙食、修学旅行の中止、そこまで強いられている子どもたちの暮らし、それにもかかわらず、本年4月、5月においては学校においてクラスターが発生する現状にあります。市内全域の小中学校において、学級閉鎖が相次いでいたインフルエンザと何が違うのか、今日はそのあたりをちょっと私なりに考察したいと思っております。  そこで、質問いたします。  まずは検査のやり方についてお尋ねいたします。一般的に行われているPCR検査とは、どういった検査なのでしょうか。 50 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  PCR検査とはということで、かなり難しいんですけど、DNAサンプルの特定領域を数百倍から数十億倍に増幅させるポリメラーゼ連鎖反応──これがポリメラーゼ・チェーン・リアクションというそうですが、これの頭文字を略してPCRということですが、この反応を利用した検査方法で、新型コロナウイルスのPCR検査でも、鼻とか口とか、そういう採取をした検体の持つ遺伝情報のRNAを複製、増幅させて、ごく微量な検体からコロナウイルスの遺伝子の有無を調べるという検査でございます。 51 ◯ 3番(大橋尚生君)  PCR検査においてCt値というのがありますけれども、Ctとは、今、答弁ありましたように、標的遺伝子の陽性結果が得られるまで遺伝子増幅のサイクル数に2、4、8、16、32とずっと倍率していくやり方になりますけども、Ct値30ということは30サイクルの増幅で陽性が得られるということを示すものであります。その数値が小さいほど標的遺伝子──この場合、新型コロナウイルスになりますけども──の量が多いということですね。  2020年9月に発表された論文で、PCRで遺伝子断片を増幅する際のCt値が20サイクル以下でPCRが陽性になる場合は、感染力のあるウイルスが唾液内に存在するということが証明されています。20サイクルですね。このような場合において初めて、せきをする患者では飛沫感染の可能性もありますので、マスクも有効と考えられていると。  フランスの研究グループでは、Ct値が34を超えると培養細胞への感染が成立しないことを示した。感染しないということですね、34を超えると。カナダの研究グループでは、Ct値が24を超えると、また、症状発現後8日以降に採取した検体では培養細胞への感染性がない。イギリスの研究グループでは、Ct値が35を超えると成功率は8%まで減少する。アメリカの研究グループは、ウイルス分離培養成功率は、患者検体のPCR検査Ct値が10から20の場合、76.7%、20から30だと24.1%、30から40だと2.9%ということです。  日本の研究グループは、COVID-19患者の各種検体──唾液や鼻に刺したりするやつですね、PCR検査のCt値と各種迅速抗原検査の感度を比較検証した研究において、PCR検査Ct値が30を上回るとウイルスの分離培養は得られないということを示しておられます。  日本の行政検査におけるPCR検査及び国立感染症研究所の病原体検出マニュアルにおいて設定されているCt値は幾つか、お分かりでしょうか。 52 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  お答えいたします。
     国立感染症研究所の病原体検出マニュアルにおきましては、Ct値、これは議員おっしゃりますように、新型コロナウイルス検体のRNA配列の増幅していくサイクル数だそうですが、これは40と設定されております。よろしいですか。(発言する者あり)  国内の行政機関におけるPCR検査のCt値については公表されておりませんので、保健所に確認をいたしましたところ、使用する試薬と検査機器の組合せによってCt値が決められますので、検査機関ごとにこれは異なると。  ちなみにということで、長崎県におけるCt値を確認したところ、長崎県におけるPCR検査の値は37とのことでした。 53 ◯ 3番(大橋尚生君)  感染症研究所のマニュアルによると40と書いてあるのかなと私が見た限りでは感じておりますけれども、先ほどお伝えしましたように、感染性がない35値、WHOも35サイクル以上では用いてはならないということを伝えておられます。  すみません、私の研究した結果でお話ししていますけども、大阪市立大学の井上正康先生ですとか、京都大学のウイルス学の先生、宮沢孝幸先生のお話を基に私は今回お話ししております。  井上正康先生によりますと、35サイクルで感染しようと思ったら、コーヒー1杯分の唾液を飲まないとかからない。40サイクルで感染しようと思ったら500ccペットボトル1本分の唾液を吸い込まないとかからない。  ちなみに、45サイクルを35サイクルに落とすだけで陽性者の数は1,000分の1になるということをお伝えしておられます。  また、PCR法の発明者でノーベル賞受賞者のキャリーマリス博士は、PCRをウイルス感染症の臨床診断に使ってはならないと言い残して、パンデミックの数か月前に自宅で亡くなられているということをお伝えして、次の質問に移ります。  新型コロナウイルスの感染経路はどのように考えられていますか。 54 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  感染経路ということですが、これも専門知識がないものですから、ちょっといろいろ調べました。  国立感染症研究所によりますと、感染経路というのは主に3つあるということで、1つは空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むエアロゾル感染、2つ目にウイルスを含む飛沫が口、鼻、目など露出した粘膜に付着する飛沫感染、3つ目にウイルスを含む飛沫を直接触る、あるいはウイルスが付着したものを触った手指で露出した粘膜を触る接触感染があるとのことです。  私どもとしましては、場所的な感染といいますか、そういう面からいつも考えるんですけど、場所的な感染経路ということでは、現状ではどこで感染しても不思議ではない状況でございますけども、最近の事例といたしましては、家庭内で感染した若い方、特に子どもが感染して家庭内に広がる家庭内感染が多いものと考えております。  以上です。 55 ◯ 3番(大橋尚生君)  家庭内感染というのは感染経路ではないですよね。  松浦市において、どのような感染経路に基づいて感染しているのかというのをしっかり押さえておかないと、飲食店とかお店を開けないでくださいと言っている、何を基に言っているのかというのは非常に必要だと思いますけども、国が言っているから、県が言っているからということに従っているだけでは納得いかない方もおられるのではないかなというふうに私は思っております。  今の感染経路ですけども、ウイルスが人に感染するためには、人の細胞の受容体と結合する必要があります。ウイルスは単体では生存していかないということですけれども、ウイルスによって受容体は異なりますが、新型コロナの場合は血管壁にあるACE2──アンジオテンシン変換酵素IIが受容体です。  このACE2とは、血圧を上昇させる作用を持つアンジオテンシンIIというホルモンを分解し、血圧を降下させる働きを有する酵素です。  体内でのACE2の分布を調べた結果、喉や肺には少なく、小腸、大腸、胆のうなどの消化管に多いことが分かっています。消化管に次いで多いのが心臓の組織です。  腸で増殖したウイルスは便と一緒に体外に排出されます。このウイルスは体外で物の表面に付着した状態で感染力を維持できますので、トイレの便座の表面やドアノブなどに触れた手を介して感染します。トイレは典型的な個室ですけれども、その中で1人でいる場合でも時差を持って感染するということです。これはノロウイルスと類似の糞口感染──便ですね──が主な経路です。  ということで、皆さんがよく御存じのダイヤモンドプリンセス号内での新型コロナウイルス感染症の集団発生においても、国立感染症研究所の環境検査の結果でも、ウイルス検出が一番多かったのは各個室のトイレということが発表されております。  腸の血管壁から便を介して体外へ出ていく。私たちがトイレに行って便座に座り、スマホを触りますね。トイレスマホ。手を洗って、手指消毒しても、再びスマホにタッチすれば、ウイルスは手元に戻ります。典型的な個室であるトイレに座り、その中に1人でいるにもかかわらず、自分が使う前にトイレを使った人の中にウイルス保菌者がいれば、時差を持って感染してしまうということです。  これらのことを理解しなければ、3密を避け、マスクをし、ソーシャルディスタンスを保ち続けても感染を防ぐことはできない理由が分かりません。  第61回日本臨床ウイルス学会学術集会が2020年10月に行われておりますけども、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児科学教授の森内先生が「COVID-19と小児」をテーマに講演されておられます。各国の新型コロナウイルス感染者の年齢分布のデータを示し、世界でも18歳未満のSARS-CoV-2感染者の割合は少なく、18歳未満ですね、米国1.7%、イタリア1.8%、無症候性のことが多いと述べておられます。  日本においても、20歳未満の感染者は割合も少なく、現時点での死亡例はないことを報告。子どもの感染者が少ないことの根拠として、子どもはSARS-CoV-2受容体であるアンジオテンシン変換酵素──先ほどお伝えしましたACE2の発現度が有意に低いことを挙げておられる。ACE2の発現度は感染のしやすさと関連が報告されている。  子どもにとってのSARS-CoV-2の危険性については、15歳未満ではCOVID-19よりもインフルエンザ、肺炎のほうがはるかにインパクトが大きく、さらにインパクトが大きいのはRSウイルスであると。このRSウイルスというのは、2歳ぐらいまでにほぼ全員がかかるというふうに言われておるようですと述べ、より注意すべき既存の感染症があることを強調しておられます。2歳未満や基礎疾患を持つ子どもでは、SARS-CoV-2は重症化のリスクとなるが、それは風邪でも同様であり、SARS-CoV-2は子どもにとっては基本的に風邪のウイルスであると述べておられます。  また、東京都医学総合研究所では、病原体への暴露は大部分、幼児あるいは子どものときに起こり、ウイルス特異的なメモリーが大人では形成されている。子どもがSARS-CoV-2感染して重症化しない理由は、気管支上皮細胞でウイルスの受容体であるACE2の発現が低いこと、あるいは自然免疫による防御システムがより効果的であることが考えられると伝えておられます。  皆さんも御存じのように、ずっとデルタ株まで子どもたちはほぼほぼ罹患していないですよね、松浦市内においても。  また、鹿児島市のますみクリニックの院長、青山先生は、ホームページにこのように発信されております。ACE2受容体は加齢とともに増えるため、中年以降高齢者に多く存在します。動脈硬化、喫煙、肥満、ストレスによりACE2受容体は増える。このため、デルタ株の感染者は大人が主でした。子どもたちにはACE2受容体がほとんど存在しないため、感染しにくかったのです。  これに対し、オミクロン株はACE2受容体に結合することなく、喉、口腔粘膜、鼻腔粘膜のプロテアーゼに依存して分解、吸着し、主に喉、鼻で炎症を起こしています。また、プロテアーゼは全ての年齢に存在するため、子どもも大人も感染することになります。よく若者や子どもたちはマスクをいい加減につけているから感染が広がるのだというような発言を耳にしますが、これは明確に間違っていますと鹿児島のますみクリニックの院長、青山先生はお伝えしておられます。  オミクロン株になってから急に子どもたちが感染していった、小学校で感染が大爆発したというのは科学的に根拠が示されています。これを基に今後検討していただきたいなというふうに思うわけですけども、ここでもう一つ、次の質問に移ります。  新型コロナウイルスの病態──病気の症状はどんなものですか。 56 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  お答えいたします。  一般的な症状といたしましては、発熱、咽頭痛、せき、鼻水、鼻詰まり、筋肉痛等の風邪に似た症状のほか、味覚、嗅覚の消失等、新型コロナ特有の症状があります。重症化すると呼吸困難や多機能不全等、生命の危険を及ぼす場合もあります。  オミクロン株が主流となっている現在では、軽症の場合が多数となっておりますけども、無症状の方も多くおられるようでございます。  以上です。 57 ◯ 3番(大橋尚生君)  先ほどお伝えしております井上正康先生によりますと、多くの方が誤解しているのは、新型コロナウイルスが空気感染によって肺に到達して肺炎を起こすと考えている点ですと。肺炎は二次的に併発するものであって、コロナ風邪の本質は肺炎ではなく、血管壁の障害による血栓症なのです。それにもかかわらず、インフルエンザと同じように肺の病気だと思い込んでいる。人流抑制策は感染経路に関する誤解がベースになっていますと伝えておられます。  新型コロナウイルスが騒ぎ出された頃に、武漢などでばたばたと倒れる画像を流されて、誰もが恐れおののいた。国内においても、持病があられる有名人の方などが急逝されたりして、皆さんが恐怖におののいたわけですけども、その原因はこの血栓症に起因するということです。  米国のソーク研究所が、「スパイクそのものが血栓をつくる毒である」という論文を2021年4月に発表しておられます。ウイルスの形──とげとげを見られることがあると思いますけど、そのスパイクそのものが血栓をつくる毒であるということですね。  また、循環器系の医学論文で、質の高い「Circulation Research」に「スパイクが血管壁の内皮細胞を障害する」という論文が発表されています。血管内皮細胞が障害されれば血栓が生じるのは医学では常識だそうです。これらの事実から、新型コロナウイルスの感染病態がスパイクによる血栓症であることが明らかになっていると。血栓が肺に詰まると、すりガラス状の間質性肺炎のCT画像が得られますが、これはインフルエンザの肺炎とは病理学的に異なると。新型コロナの病態を肺炎ではなく全身性の血栓症として理解し、必要な治療を行う必要がありますと伝えておられます。  この血栓症が世界中で恐れられて様々な対策を講じられてきた根源なわけです。  先ほどもお伝えしました鹿児島市のますみクリニックの青山先生は、オミクロン株はACE2受容体に結合することなく、喉、口腔粘膜、鼻腔粘膜のプロテアーゼに依存して分解、吸着し、主に喉、鼻で炎症を起こしています。血栓をつくることなく重症化しにくいのは、主戦場が喉、鼻などの上気道になったからです。いわゆる以前からある喉風邪、鼻風邪ですということをお伝えしておられます。  ということは、この新型コロナウイルスは新型でもなくなってしまっていますけども、ギリシャ語ですかね、アルファ、ベータ、ガンマで始まって、次がデルタ株、皆さんが感染が多くなった、強くなったというのはデルタ株ですね。その後も、エプシロン、ジータ、イータ、シータ、イオタ、カッパ、ラムダ、ミュー、ずっと変異しているわけですね。なぜか、その後のニューとクシーが飛ばされて、オミクロンになっている。これだけの変異を繰り返し、オミクロン株に変異して、このコロナウイルスは血栓症を発症するリスクが軽減されているということになります。  先ほどの青山先生は、この変化はコロナウイルス感染症の終わりの始まりだと思いますと。1日当たりの新規感染者が10万人を超えて、心配されている方も多いようです。以前からお伝えしていますように、インフルエンザの流行時は1日当たりの感染者数はおよそ30万人でした。コロナウイルスでも、1日当たり10万人前後の方が感染することにより集団免疫が形成され、感染が急速に収まっていくと思います。感染症は感染することによって収束するのですと。  4月、5月に感染者が随分増えたと松浦市でもなったときにも、無症候感染の方は随分おられたんですよね。症状が全くない。一緒に食事していた人が感染したからということで、自分も念のため検査に行こうと。そしたら陽性と言われたと。でも、自分は何ともないと、そういう人はたくさんおられました。そういう状況に今あるということだと私は思っております。  次に、質問いたします。マスクとウイルスについてお尋ねします。  コロナウイルスの大きさ、一般的な不織布マスクの穴の大きさ、繊維の穴ですね、それぞれどれぐらいですか。 58 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  お答えいたします。  新型コロナウイルスの大きさが0.05から0.2マイクロメートルとされます。平均的な不織布マスクの穴の大きさは、5マイクロメートルとされております。 59 ◯ 3番(大橋尚生君)  理屈上、すり抜けますよね。サッカーゴールにゴルフボールを投げるぐらいだというたとえをされております。マスクをしていてゴホンとした場合はすり抜けるということですね、空気中に。ただ、唾液、唾が固まりとして飛ぶことを考えると幾らかは遮断されると。ウイルス量は少なくなると思います。他人にうつさないためには多少の効果はあるかもしれませんと、京都大学大学院特定教授、上久保先生はおっしゃっておられます。  2014年8月に呼吸器系医学雑誌「ソラックス」で、せきによる飛沫は最長4メートル飛び、45分間空中に残存すると。  ここの議場においても、ゴホンとせきをしたときにウイルスは飛んで回ると。4メートルですね。45分間は空中に残存すると。そういう研究結果が出ているということになります。  ただ、先ほどお伝えしましたように、20サイクルでPCR陽性が出たときに初めて、唾液内に存在するということが言われておりますので、症状がない方がゴホンとしても、そこに感染するようなものはないということだと思います。  また、マスクを着用することの効果について検証したデンマーク、5,000人規模のランダム化比較試験ですね。ランダム化というのは、2グループに分けて何の研究がされているのか分からない状態で実験をされる。マスクを着用するように推奨された人々と推奨されなかった人々を比べたところ、推奨された人々と推奨されなかった人々の間に新型コロナウイルスへの感染についての統計的な有意な差は発見されなかったという研究結果も出ています。  マスクの効果としては、感染した人々がマスクを着用することによって感染を広げない効果と、感染していない人々がマスクを着用することによって感染者の放出したウイルスを遮断して感染を減らす効果が指摘されますけれども、後者についてはエビデンスを見いだせなかったということになります。マスクをすれば感染しないという保証はなく、マスクをすれば大丈夫という発想は間違いであるということがこの研究結果に出ております。  次の質問をいたします。  ワクチンのリスクとベネフィットをどうお考えでしょうか。リスクとベネフィットをよくよく検討した上でということをお伝えされておりますけれども、なかなかこのリスクというのが伝わらないというか、アナフィラキシーとか熱が出るとか、その程度のことを伝えられている程度なのかなというふうに私は感じておりますけど、どのようにお考えか。  また、これまでワクチン副反応による後遺症の相談が松浦市内においてあっているか。また、あっていれば、その人数を教えてください。 60 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  まず、私のほうからワクチンのリスクとベネフィット──恩恵、効果について御答弁申し上げます。  新型コロナウイルスワクチン接種に対するリスクとベネフィット──恩恵とか効果ということでありますけども、このベネフィットについてということですが、リスクは副反応の発症であり、ベネフィット──恩恵、効果は発症予防効果と重症化防止効果であると考えます。  ベネフィットという面では、個々人のみならず、多くの人が接種することによる集団免疫効果にも期待がされます。  コロナワクチンは強制接種ではありませんので、接種については、このリスク──副反応の発症とベネフィットのどちらが勝っているかを考えて判断していただくことになると、このように考えています。(降壇) 61 ◯ 3番(大橋尚生君)  今朝の新聞にちょっと書いてありましたね、厚生労働省のデータに誤りがあったと。4月、5月頃の話なんですけど、今日になって今朝の新聞にちょこっと載っていました。  それはどういったことかというと、厚生労働省のホームページのほうでワクチン接種歴別の新規陽性者数というデータが載っております。これですね。(資料を示す)1週間ごとのデータが載っておりますけども、何に誤りがあったかと。これまでは、いつ打ったか分からないという人を未接種の方の人数としてカウントしてきていたと。それは指摘があって、いつ打ったか分からないというのは打っている人だろうということで、その人を除外したデータに4月11日のデータから変わっております。  ここに5月2日から5月8日の陽性者数のデータがありますので、お伝えします。40から49歳、未接種者10万人当たりの新規陽性者数が102.8人、2回接種済み、132.9人。60から64歳、57.2人、2回目接種67.7人。65歳から69歳、24.3人、2回目接種の人60.2人。70から79歳、未接種37.7人、2回目接種の人は52.7人。厚生労働省のデータに出ておりますけども、2回目接種している人のほうが圧倒的に罹患している、年代によってはですね。そういうデータが出ております。  それと、先ほどお伝えしましたスパイクそのものが血栓をつくる毒であるという研究結果、これはワクチンにおいても同じことが言えるわけですよね。同じ遺伝子をワクチンにしているわけですので。  ワクチンによって体内で産生されたスパイクタンパクが血管内皮細胞のACE2と反応して血栓をつくらせる可能性があるということを示唆してあると。  2022年6月10日公表の資料までで、これは厚生労働省のワクチン分科会のデータです。6月10日公表までの資料で、死亡事例が1,743例出ています。重篤報告数が7,287人ですね。  5歳から11歳のワクチン接種が始まったばっかりですけれども、5歳から11歳の方もお子さんが亡くなられています。もともと持病があられて、そういう感染で重症化するリスクがある子どもには打たせることをというふうに推奨されている側面があるかと思いますけども、そういったお子さんだったんですね、人工呼吸器をつけているような。  専門家による評価は、もともと脳性麻痺及び人工呼吸器管理で長期入院中の重症症例であり、ワクチン接種に関係なく呼吸不全を来して心肺停止となった可能性も考えられると。どう思いますか。親として、もしこれが自分の我が子に起こったとしたらですね。重症化するリスクがあるからということで打ったと。そしたら亡くなったと。これは翌日に亡くなっているんですね。これだけ多い人数の方がおられますけど、ほとんどの人が1日、2日、ひどい子は──13歳の男の子ですかね、打ったその日にお風呂で亡くなっています。これはワクチンがいい悪いという見解を私が言っているわけではなくて、そういう事実を果たして市民の皆さんが理解しているかということですね。  宮崎県保険医協会が伝えております。ファイザー社ワクチン100万回接種当たり8.2件、死亡例ですね。モデルナは100万回接種当たり2.0件、アストラゼネカ社ワクチンは100万回当たり8.2件。  メッセンジャーRNAワクチンとの因果関係があると結論づける事例は認められない。現時点において、メッセンジャーRNAのワクチンの接種と疾患による死亡との因果関係が統計的に認められた疾患はない。この1,700人も亡くなっていてですね。との厚労省の発表であるが、インフルエンザワクチンの死亡例は100万回当たり0.1から0.2件と言われている。明らかに異常ではないかと。これは宮崎県の保険医協会のほうのホームページに出ております。  時間がなくなってきましたけども、あと、抗体依存性感染増強というのも、このコロナウイルスによって起こるということが言われている。聞かれたことがあるかなと思います。ADEですね、感染増強。  もう一つ、これはどういうことかというと、今のワクチンはデルタ株由来のワクチンですね。オミクロン株になって病態が変わっている。そうすると、オミクロン株にかかったときに重症化するリスクがあるということですね。  もう一つ、私が一番危険だなと思ったのは、スウェーデン、ルンド大学が2022年2月に公開されたばっかりですけども、ファイザー製のワクチン、メッセンジャーRNAが6時間という短時間でヒトの肝臓の細胞の核に入り、DNAに逆転写されることを証明したと。  逆転写というのは、自分のもともとの遺伝子に入り込んで書き換えられるということですね。そういうリスクがあると。そういうリスクがあるということが発表されているわけです。  厚生労働省のホームページのほうに、Q&Aでそのことを尋ねられていますね。メッセンジャーRNAワクチンは、ワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子どもへの影響を懸念していますと。それに対して、そういうことはないというふうに書いてありますけども、精子や卵子の遺伝情報に取り込まれることはないと考えられていますというふうに書いてあります。このような一般的な科学的な知見だけじゃなく、薬事承認に当たっては動物実験や臨床試験の結果に基づいて安全性を評価し、審査を行っていきますと。まだ審査中ですよね。この辺のリスクをきちっと伝えた上で、接種するか、しないか。特に5歳から11歳の子どもはですね。  泉大津市の南出市長は、自分は効果があるというエビデンスはないと思っているということを発信されています、ユーチューブにおいてですね。  そこで、市長にお尋ねしたいんですけども、松浦市として独自にこういうことを伝えていくとか、国が言っているから、県が言っているからではなくて、こういうリスクというのをみんなで共有するというような施策を取れる裁量があるのかないのか、その辺をお尋ねしたいということと、5歳から11歳、そういったリスク、子どもたちは自分で考え判断できませんので、その辺をもう一度よく考えていただきたいなというふうに思っておりますので、その辺、答弁をお願いいたします。 62 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  この新型コロナウイルス感染症に関しては、国の新型インフルエンザ特別措置法に基づいて様々な対応がなされておりますし、国の専門家会議等々の様々な知見を集めながら、その対策が今講じられているというふうに考えておりまして、市町村の役割は、その国または県から求められるものを実施していく、その実施をするのはワクチン接種などを実施していくというものであります。  今お尋ねの、そのリスクをどう市民に伝えていくのかと。それは、今、議員が様々な資料を基にお話をされましたが、そういった意見があるということは、これは国も十分そういった意見を踏まえた上で現在対策を講じていると、このように認識しておりまして、それ以外に効果があるというような、そういった意見もあるんではないかと、このように考えています。  確かにおっしゃるとおり、こういう不安なことがあるというデータが世の中に公表されている。一方で、それに対して様々な効果があるよというふうなものがあるはずなんですね。そういったものを国が専門家会議に諮って、対策を講じているのが現在だと思っています。  松浦市といたしましては、国及び県が予防接種の実施を求めてくるのであれば、市の役割として今後も接種を実施、継続しなければならないと考えていますし、市民の皆様には、毎月配付しておりますコロナワクチン接種についてのお知らせや、接種券に同封している接種の効果や副反応についての文書を御確認いただいた上で、接種の可否を判断していただきたいと考えております。  また、小さな子どもは判断できません。ですから、保護者の皆様がそういったことをしっかり踏まえた上で、接種するべきか接種をやめるべきか御判断をいただきたいと、このように考えております。(降壇) 63 ◯ 3番(大橋尚生君)  時間がありませんので、次の質問に移ります。  先ほど中塚議員のほうからもありました。松浦市立福島診療所の経営状況についてお尋ねいたします。  まず、3月議会において上程された折に、私が質問させていただきました。収入が3,000万円、予算より減収していると。この3,000万円というのは、今お話しした新型コロナワクチンの接種によって、例年五、六百万円の収入が1,200万円ありました。3,000万円の減収と、このワクチンによって収入が増えている700万円程度を足すと、3,700万円程度の見込み違いといいますか、予算との乖離が起きているわけですけども、そうなったと考えられる原因と、その誤算に対してどのような対策を講じられたか、お答えください。 64 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  お答えいたします。  3月補正で減額となりました原因といたしましては、当初予算で診療収入、介護サービス収入、いずれも例年少し多めに見込んで計上しておりましたが、この見込みが過大であったことが原因であると思われます。
     なお、令和3年度の患者、利用者の実績は、令和2年度と比較し、外来患者数は0.9%の減、療養入所者数は8.9%の減、デイケア利用者数は6.5%の減となっております。  デイケアの利用者数の減については、新型コロナウイルスの影響による利用控えが生じたものでございます。  こういうことを踏まえまして、対策といたしましては、令和4年度当初予算では診療収入、介護サービス収入、いずれも実績見込みに近いものを計上して、年度後半に多額の減額補正とならないように現在はしておるところでございます。 65 ◯ 3番(大橋尚生君)  予算的に厳しい厳しいと言われている松浦市の市政運営において、友田市長がビジョンに掲げられている「自ら稼ぐ市役所づくり」の一環として、まさしく診療所経営という事業を行われている福島診療所においてこれだけのマイナスが出たと、補正予算に対してですね。  その当時、総務課長であられた宮原副市長に、1年間やってみてこれだけマイナスになったので、赤字補填をお願いしますと言われたら、言われた分だけ一般会計から繰入れを出すのかと私が質問しました。そのときに、特別会計なので、赤字にするわけにはいかないというふうに答えられたんですね。  私が聞きたかったのはそこではなかったんですけども、この赤字になっている、繰入れが必要になっている、この現状に対してどういう手だてをしたか、どういう対策を打ったかということが私は聞きたかったんですけども、質問いたします。平成29年度から令和3年度までの5年間における赤字額、繰入額、時間がありませんので、市からの繰入額だけでいいです。お答えください。 66 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  市からの繰入額というのは一般会計からの繰入額ということでよろしいでしょうか(「はい」と言う者あり)  では、一般会計の繰入金の額ということで過去5年分でございます。  各年度の繰入金は、平成29年度は一般会計繰入金が6,800万円、平成30年度は6,716万円、平成31年度は8,323万7,000円、令和2年度は8,732万1,000円、令和3年度は1億26万7,000円。  以上でございます。 67 ◯ 3番(大橋尚生君)  すごい金額だと私は思うんですけども、ちなみに平成28年は1億2,800万円ですね。  売上高に対する人件費の割合を労働分配率といいますが、福島診療所における今の同じ5年間における労働分配率をお答えください。 68 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  5年間の労働分配率ということですので、平成29年度からお答えいたします。  平成29年度、103.1%、平成30年度、107.1%、平成31年度、120.3%、令和2年度、124%、令和3年度、122.4%となっております。 69 ◯ 3番(大橋尚生君)  今年度、令和4年度の当初予算における繰入金の額と労働分配率をお答えください。 70 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  令和4年度当初予算における繰入金額は1億2,628万2,000円でございます。  繰入金及び繰越金を除く収入の合計額に対する人件費の割合──これが労働分配率ですね、労働分配率は130.2%となっております。 71 ◯ 3番(大橋尚生君)  どうですか。人件費が130%ということは、市の職員さんの給料分が収入として上がっていないということですよね。30%もオーバーしているということです。  僻地医療の公営病院は必要だと思います。ただ、あまりにも怠慢な経営がされているとしか私は感じ得ないのですが、昨年、ここ数年の間でも構いませんけども、市長、担当課長、事務所、ドクター、看護師長、ドクターは来ていただいているという側面もあるかと思いますので、難しいところだと思いますが、そういった市のトップの職員の皆さん、経営陣が集まって経営会議を行われた直近の会議の日にちを教えていただけますか。行われたかどうか。 72 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)  お答えいたします。  4月から新所長が着任された以降では、集まっての会議等はいたしておりません。 73 ◯ 3番(大橋尚生君)  事務長に伺ったところ、事務長が昨年の中頃に自分が事務長になったとおっしゃられていましたけども、それ以降、会議を行ったことはないと。会議を行ってはいないんだけれども、予算が組まれているということですよね、事務の人の見解で。どういう予算編成をされたんだろうなというふうに私は思わざるを得ないんですけども、時間がありませんので。  以前は、リハビリのほうは20人ぐらい診ていたというお話もあります。福島診療所にありますパワーリハビリの機器は非常にいいものが入っております。弘前市ですかね、行政で補助金を出して、そのリハビリを入れて、町を挙げてそのリハビリに取り組んでいるという自治体もあります。それぐらいいいものなんですよね。歩けなかったお年寄りが歩けるようになるとか、そういった取組をもっと積極的にやっていただきたいと思います。このリハビリ機器は、私も買おうかなと購入を検討したぐらいのものなんですよね。そういったものを福島診療所に置いておられる、それでリハビリすることによって高齢者が元気になれば、介護保険の負担も減ります。そういった取組をもっと積極的にやらないと、1億2,000万円、1億という繰入金を入れていて、予算がないので何もできないと言われている市民の皆さんが納得できますかというお話ですね。  そして、経営会議も行われていない。どういう対策を打つかもお話しされていない。中塚議員が怒るのも仕方ないかなと私も思いますけど、時間がありませんので、次に移ります。(「議長」と言う者あり) 74 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  お時間を取って申し訳ないんですが、私のほうからも答弁をさせていただきたいと思います。  福島診療所については、議員もおっしゃったとおり、福島地域の地域医療に欠かせない医療機関でありまして、ある程度の一般会計からの繰出しはやむを得ないと思っておりますが、幾らでも入れていいということでは決してありません。  こういうことから、まずは必要なことは患者数を増やすことでありまして、実は前所長が3月末で退職の意向が示されましたので、現在、替わっております。新所長の人選については、令和2年4月から半年間でありましたけれども、福島診療所に勤務していただいた松永先生に私から直接お電話をし、所長への就任を要請するとともに、これまで委託であった医師を本年度から正規職員として任用し、患者さんが安心して受診できるような環境を整えたところであります。  今、御指摘のようなパワーリハビリの活用についても、経営会議をちゃんとしっかりやって対応してまいりたいと思います。(降壇) 75 ◯ 3番(大橋尚生君)  期待しております。事務長さんもすばらしい資料をお作りになられて、私にお渡しいただいています。これは趣旨説明のときじゃなくて、それ以前に訪問したときに準備していただいておりましたので、改善していっていただけるものと私は期待しております。福島の皆さんが喜ぶ診療所づくり、病院がという問題で若い人たちが伊万里に引っ越して福島に仕事に来ているという現状があるのを、もう少し真剣に取り組んでいただけたらと思います。  時間がありませんが、最後の質問に移らせていただきます。  星鹿地区における「地域おこし協力隊」の取組みと展望についてですね。  アールスメロン農家を事業承継対策としてIターンで誘致して、地域おこし協力隊の隊員さんに取り組んでもらうという取組になっております。  質問させていただきます。  地域おこし協力隊の隊員が実際に取り組んでいく作付面積、規模はどのような計画になっていますか。 76 ◯ 農林課長(金子英樹君)  お答えいたします。  今回予定しています施設の規模といたしまして、15アールの3連棟ハウスでアールスメロンを夏と冬の2回作付を行いまして、延べ30アールを予定しています。  以上でございます。 77 ◯ 3番(大橋尚生君)  地域に根差した後継者の育成を行っていく上では、周囲の農家さんらと共に交わりながら、アールスメロンに限らず様々な種苗の栽培を学んでいってはどうかと私は思いますけども、この隊員の期間が2年半ぐらいありますけれどもね、その点はどのような計画になっていますか。 78 ◯ 農林課長(金子英樹君)  お答えいたします。  農林課といたしましては、まずは、松浦メロン部会と連携しまして、アールスメロンの研修を行っていただくこととしているところですけれども、農業経営を行っていく上では、安定して収入を得るために、ほかの作物でも収入を得ていただく必要もありますので、地域おこし協力隊の任期期間中に市内の農家、主に野菜農家への訪問、研修について実施していきたいと考えております。 79 ◯ 3番(大橋尚生君)  今、現状、メロンだけでやっている農家さんというのは部会長さんだけかなというふうに伺っておりますけども、やはりこの地域おこし協力隊が終わった後に、そのまま定住していただいて、農業をしていっていただくということになれば、メロンだけでは難しいのかなというふうに私は思っていますので、その市から支援がある2年半の間にほかの栽培も学んでいただけたらなと思います。  以前、部会長を務めておられた農家さんに私はお話を伺いに行ってきたんですが、メロンは難しいと、メロンはばくちだというふうにおっしゃられておられました。お伺いしたときも、月曜日まで雨が降らなければ、いいのができると。もし雨が降ったら全部駄目だというふうにおっしゃられたぐらいで、私も気が気でならない運動会の翌日までだったんですけど、雨が降らんでよかったと喜ばれておりました。そういう自然、天候に左右されるようなばくちを、あえてそういう難しいメロンを選定された理由は何でしょうか。 80 ◯ 農林課長(金子英樹君)  お答えいたします。  星鹿地区は松浦市におけるメロン、ブドウの中心的産地であり、高いブランド力を誇っています。また、松浦市の戦略産品として「松浦の極み」にも選定されており、ブランド力を維持していくためにも松浦メロンの果たす役割は大きいと感じております。  しかし、近年、生産者の高齢化と後継者不足、生産量の減少が課題となっておりまして、松浦メロン部会の後押しもありましたので、メロン栽培に取り組んでいただける地域おこし協力隊に来てもらうことで、これらの課題解決を図り、定住による人口増加と地域の活性化にもつなげたいとの思いから、この事業に取り組むことといたしました。  以上でございます。 81 ◯ 3番(大橋尚生君)  これにはメロン部会のほうも強い期待があると思います。以前に部会長をされていた方は、非常に厳しいと、とても難しいというふうにおっしゃられていましたけども、成功してもらいたいという思いは胸の内にあられると、ひしひしと伝わっております。  地域おこし協力隊は、令和6年度まで松浦市の会計年度任用職員として雇用契約の下、農家でトレーニングを積んでいくわけですけども、その間の生活費などの補償、報酬などはどのようになっていますでしょうか。 82 ◯ 農林課長(金子英樹君)  お答えいたします。  地域おこし協力隊として研修期間におきましては、ハウスの改修費用ですとか苗代、農業用機械の借上料などの経費につきましては市で予算を確保しておりますので、本人負担は発生しないようになっております。  地域おこし協力隊の方は、松浦市会計年度任用職員として採用しますので、毎月の報酬と期末手当を支給しまして年間約260万円の収入になる予定で、市が借り上げました借家に居住してもらうために、家賃の負担はありませんけれども、光熱水費等の費用はこの報酬の中から支払っていただくことになります。  以上でございます。 83 ◯ 3番(大橋尚生君)  以前にアスパラ栽培で同じような取組をされたときに、その農家さんはうまくいかなかったというお話を伺っております。  農業関係については、食料自給率38%、非常に厳しい現状にありまして、最初に申し上げましたように、資材、種苗、ほぼほぼ海外からの輸入ということで農家さんは非常に経営が難しい状況にあります。  この地域おこし協力隊の今回の取組によって地域が活性化するように、これが前例となって、後継者育成を松浦市がサポートとして、農家さんをサポートして、農家の後継者が次から次と生まれていくように、そしてこの「松浦の極み」のアールスメロン、農協の方も言われていました。なくなってもらっては困ると。それが存続していけるように願って、私の質問を終わります。ありがとうございました。    (大橋議員 一般質問席 降壇) 84 ◯ 議長(谷口一星君)  以上をもって大橋議員の一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。       午後0時15分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後1時15分 再開 85 ◯ 議長(谷口一星君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、質問順位に従い、2番・吉岡議員の登壇を願います。  (吉岡議員 一般質問席 登壇)(拍手) 86 ◯ 2番(吉岡健次君)  皆さんこんにちは。松暁会の吉岡健次です。今議会、最後の一般質問になります。よろしくお願いいたします。  さて、先月と今月と、コロナ禍ではありますが、スポーツのイベントが数多く開催されました。一時期に比べましたら制限のほうも大分緩和されたように思います。その中で、各小学校の運動会や中総体、球技大会なども開催され、そして、長崎県ねんりんピックスポーツ大会も開催されました。バウンドテニスや水泳にて好成績を収められております。  好成績といえば、本市にとってもビッグニュースが入ってきました。一昨日の志水議員と昨日の武部周清議員も言われましたけども、松浦少年野球クラブの県大会優勝、そして全国大会初出場のニュースです。  また、ほかにも卓球において、御厨小学校の小船さんが7月兵庫県、8月東京都で開催されます全国大会に出場。また、星鹿少年ソフトチームが、先日の土曜日、日曜日の長崎県大会において、決勝で抽選になりましたけども、準優勝になりました。そこで、7月30日から宮崎市で開かれます九州大会に出場されるということです。  鷹島中学校出身で長崎日大高校の坂本、椎山両選手は、高総体にて陸上八種競技にて北九州地区大会に出場されます。選手、指導者の皆様には長崎県代表という誇りを持って、悔いがないよう現力を出し切ってきてほしいと思います。期待していますので、皆さん頑張ってきてもらいたいと思います。  それでは、通告に従い、質問をいたします。  すみません、質問順の変更をお願いいたします。  1番と2番は変わりなく、3番に松浦高校の現状と今後について、4に不老山公園の現状と今後について、5番に市内の運動施設についての順で質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず最初に、教育のまち松浦について質問したいと思います。  第2期松浦市教育振興基本計画に基づき、本市の教育方針である「教育のまち 松浦」に向け施策と展開を図り、教育努力目標の達成に取り組むとあります。本市としても小中学校に1人1台のタブレットの整備をされ、在宅学習や学力向上のため、様々なことに目を向け取り組んでいると思います。  そこで、4月から教育長になられました黒川教育長は、「教育のまち 松浦」について今後どのようにして子どもたちへの教育活動をお考えで、市内の各小中学校とどのように連携を取っていくのか、お考えをお聞かせください。 87 ◯ 教育長(黒川政信君)(登壇)  「教育のまち 松浦」につきましては、第2期松浦市教育振興基本計画にその理念と、キーワードとして「あいさつで心かよう松浦」及び「奉仕活動で心みがく松浦」を掲げております。
     この「教育のまち 松浦」を目指す上で私が大事にしていることが2つあります。  1つ目は、全ての児童生徒に生きる底力を育むことです。生きる底力とは、確かな学力、豊かな心、健やかな体の総称であり、加えて、働く力、自己実現する力、社会貢献する力も私は生きる底力と捉えております。その育成のために、質の高い教育を受けることができる教育現場の整備、充実に努めたいと考えております。  次に2つ目が、信頼なくして教育なしということです。これは、学校教育、社会教育、家庭教育をはじめ、教育に関わる全ての人々の人間関係の根底になければならないことです。学校においては、保護者及び地域との連携・融合体制の充実には信頼関係が欠かせません。  これらを実現するには、鍛えるべきことはしっかりと鍛え、育むべきことは丁寧に時間をかけて育てる教育が大切と考えております。学力も体力も鍛えなければ伸びません。子ども自身が、自分はここが伸びた、ここが成長したと実感できるように鍛え成長させていくことが教育の使命と考えております。  例えば、挨拶について申しますと、私は挨拶はコミュニケーションの第一歩、思いやりの第一歩、信頼の第一歩、防犯及び危機管理の第一歩と捉えております。生活をしていく上で大事なものであり、大人になってからもとても大切で、繰り返し身につくまで鍛えていくものです。  また、奉仕の心は人の内面に培われるもので、心の構えとして身につくよう、体験を伴いながら丁寧に積み上げ育むべきものと考えます。  信頼関係を築きながら、笑顔があふれ生き生きとしている学校、家庭、地域が松浦市に一層増えるようにしていくとともに、スポーツ、文化、芸術面もさらに充実させてまいります。  学校とどのような連携を取っていくかと言われましたが、毎月の校長・教頭研修会や各種研修会、学校訪問、そういったことを行いながら連携を重ね、指導を重ねていきたいと考えております。  以上です。(降壇) 88 ◯ 2番(吉岡健次君)  ありがとうございます。私も今PTA会長をしております。挨拶というのは確かに私も重要と思っております。  今朝も、自分がクラブをしていますけども、陸上の練習が終わってから、朝、校門に立ちまして子どもたちと笑顔で挨拶をするというのは、自分の気持ちも安らぎますし、子どもたちの笑顔を見ることが、やっぱりさっき言われましたようにコミュニケーションにもつながると思いますので、ぜひその辺は教育長にも、今後、教育生活において実行していただきたいと思います。  また、地域と連携を取っていくということもありましたけども、三、四年後には部活のクラブ移行化のほうにもつながってくると思います。やはりクラブになってきますと地域との連携が今後必要不可欠となってくると思います。その辺も、先ほど言われましたけども、教師時代から教育長は地域との連携を大切にされておりましたので、今後とも教育、スポーツのために職責のほうを努めていただきたいと思っております。  では、次の質問に移らせていただきます。  これも「教育のまち 松浦」に関連してくる質問だと思うんですけども、危険な通学路について質問させていただきたいと思います。  2021年7月に千葉県のほうで交通事故がありまして、その後、国も都道府県に対し通学路の緊急点検を要請されました。2023年度末には歩道の整備などおおむね完了すると、先日新聞のほうで見ましたけども、本市も通学路のほうの点検はされたのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 89 ◯ 学校教育課長(松本政美君)  通学路点検についてお答えさせていただきます。  本市におきましては、平成24年4月、京都市で起きました登校中の児童生徒の列に車が突入する交通死亡事故が発生したそれ以降、同様の事故が全国で相次いで発生したために、当時の国土交通省、警察庁、文部科学省の3省庁から、通学路における緊急合同点検等実施要綱に基づき、各市町に通学路の危険箇所の把握を行うよう依頼が出されました。  本市もこの依頼を受けまして、平成24年8月、関係機関による各小学校区の通学路の緊急合同点検を実施し、必要な対策を協議いたしました。  平成27年度には、関係機関が連携し、通学路の安全確保に向けた取組を行う松浦市通学路安全プログラムを策定しました。この策定以降、本市では、通学路安全プログラムに基づいて市内の小学校区を3つのグループに分け、3年に1回、各グループの通学路の危険箇所点検と対策について協議し、歩道整備や看板設置等を実施してきております。令和3年度は、御厨・星鹿・青島小学校区の通学路を対象に合同点検を実施し、今年度は志佐・上志佐・調川・今福小学校区の通学路合同点検を予定しているところでございます。  以上です。 90 ◯ 2番(吉岡健次君)  はい、分かりました。3年に1回回ってくるということですね。やはり通学路は、私がいろいろと見て回ると、ここはちょっと危ないなというところを結構目にするところがあります。3年に1回と言われていますので、今後、その安全プログラムなどいろいろあると思いますので、その辺はPTAとか学校、教育委員会、また県と話合いがあると思いますので、その辺については、今度、志佐、調川とあるので、その辺はちょっと話していきたいと思います。  その中でも、今回3地区についてお聞きしたいと思います。  調川地区なんですけれども、前回が3年前になるんですよね。車では気づかないところも、やっぱり歩いたりランニングをしていたら結構危ないところが多々目立ちます。県道なんですけども、県道の146、上志佐今福停車場線の上免地区になるんですけども、上免公民館から白井方面に向かって約400メートル、ガードレールや転落防止柵など何もありません。特に上免地区にあります消防団詰所から前後70メートルのところは、県道から県道下まで1.5メートルあります。ここは地域の方も大変心配されている箇所であります。前議員の方にも相談したと聞いております。  そこでちょっとお聞きしますけども、あそこも通学路になっております。なぜ何も対応せずそのままにしているのか、お聞きしたいと思います。 91 ◯ 学校教育課長(松本政美君)  そのままにしていた理由というふうなことでございますけれども、実は議員御指摘のガードレールがない場所につきましては、実際に現地に出向いて確認をしてまいりました。実際に議員がおっしゃるとおり、ところどころ路側帯が狭い県道で、児童生徒も通学している道でガードレールがない箇所というのは確認できたところでございました。  ただ、これがこれまでに調川地区からの通学路安全プログラムとして危険箇所として上がっていなかったというところが、まず1点あろうかと思います。  今年度、調川小学校区の合同点検を予定しておりますので、調川小学校区、小学校か中学校か、どちらで上がってくるか分かりませんが、危険箇所とするのかどうか、緊急性を要するのかどうか、そういったところを含めて、危険箇所として上がってくれば対応を考えてまいりたいと考えております。 92 ◯ 2番(吉岡健次君)  上がってこなかったということですけども、あの箇所には行かれたということなんですけども、直線で、車がスピードを上げて走ることが多い箇所です。行かれたときに車が通ったか通らないかはちょっと分からないんですけども、昔になりますけれども、あそこの道を暗い中、帰る子どもが道下に落ちたということも聞いております。また、高齢者の方もあそこの道を電動車椅子などでも通行されると聞いていますし、非常に危ないと思います。地域の人が安全にしたいと思われておりますし、事故があってからでは遅いと思います。  安心・安全で住みよいまちづくりをしていくのが私たち議員の役目で、皆さんの仕事ではないかと思いますので、命がかかっていますので、今後、学校のほうから提案があれば、早期に対応していただきたいと思います。  次の地区に移りたいと思います。  先ほど事故があってからでは遅いと言いましたけども、ここは先週事故があっております。御厨町の大崎地区になるんですけども、ここの地区は、保護者、そして前議員からも要望が以前あっていた箇所だと思います。歩道整備に必要な土地についても、地権者の方から承諾をいただいていると聞いております。歩道を少し整備してあるんですけども、1年に10メートルほどしか進まないと地域の方も言われております。なぜ少しずつしか進まないのか、その辺のことが分かれば、お答えよろしくお願いいたします。 93 ◯ 建設課長中村桂一郎君)  御指摘の歩道の整備につきましては、長崎県のほうで今実施をされております。平成29年度から工事に着手をされているんですけれども、今、議員御指摘のとおり、年間十数メートルしか延びていないということでございます。  この原因としましては、県の単独事業で行われているということでの予算配分がなかなか、長崎県内全域にいろんな要望事項があるということで、大崎で使える金額がそういった金額になっているということで、少しずつですけども、整備が今進められているという状況でございます。 94 ◯ 2番(吉岡健次君)  予算予算と言いますけども、確かに予算も必要かもしれませんけど、子どもの命がかかっているんですね。私たちとしては子どもの命を守りたいと思いますので、その辺はもう少し市のほうも県のほうにアクションをかけていただきたいと思います。  そこの箇所につきましては、横断歩道を造るという話が事故の前からあったと聞いておりますが、今どういう状況なのか、分かる範囲でお答えいただければと思います。 95 ◯ 学校教育課長(松本政美君)  お答えいたします。  現在、長崎県により進められております国道204号の歩道整備は、全線完成までには相当な期間を要するという先ほどの建設課の答弁があったとおりでございます。  令和3年10月1日の通学路安全プログラムに基づく合同点検後に、交通量が多い国道の横断というのがありますもので、その危険性が高いということから、松浦警察署では横断歩道の新設に係る検討を、それから、長崎県では横断歩道が新設された場合の歩行ルートに係る歩道整備計画の見直しの検討を行うことになっております。  また、令和4年2月18日には、合同点検のメンバーに加えまして、大崎下地区の地区長及び御厨地域振興会長にも御参加いただきまして、改めて現地を詳しく確認しながら御意見をいただいておるところです。  松浦警察署と長崎県との間では、現在事故の状況について情報共有がなされた上で、それぞれの機関で協議、検討が進められていると聞いている状況でございます。  以上です。 96 ◯ 2番(吉岡健次君)  先日の事故でですね、危険性が高いから多分事故が起こったんだろうなと思います。  横断歩道がもし今後できたとして、横断歩道を造る予定のところから渡っても、今整備してある通学路まで約40メートルあるんですね。だから、横断歩道を幾ら造っても、横断歩道を渡った後の通学路が整備されているところまで40メートル、通学路が整備されていませんので、その辺が危ないと思います。だから、1年に10メートルしか進んでいませんので、4年かかるのかなと自分では思っていたんですけども。  昨日、保護者と行政のほうで話合いがあったと聞いております。その際、昔通っていた通学路があるらしいんですけども、行きはそこを通るようになったと聞きました。しかし、帰りは今通っている国道のほうを通学するようになったと聞いております。  なぜ帰りが今の通学路になったかといいますと、やはりそこの道が薄暗い、そして、人けがあまりない。また、以前、不審者情報も出ている箇所と聞いております。そんなことを聞いて、多分昨日の保護者の多くの方は納得されていないんじゃないかなと思います。私も親ですから、不審者情報が出ている場所は通行させたくありません。昔は通行をさせたとか、いろいろ意見があったそうですけども、昔は昔で、今はやはり子どもの不審者情報、連れ去りと結構話を聞きます。そういうのを聞いていたら、非常に危険なところではないかなと、いろいろと思います。  通学路に関しましては、「ともだビジョン2022」の5)の「安心・幸せのまち」の中に「安全安心な通学路の確保」と記載してあります。  子どもは地域の宝です。私も3人の子どもの父親ですから、子どもたちには安全に登校してもらいたいと思っておりますし、親も安心して学校に送り出したいと皆さんが思っていると思います。「安全安心な通学路」と記載されております。市長、子どもたちの命、そして市民の命のためにも、早期に調川、御厨両地区、そして、その他の市内の通学路も、対応の要請があれば早期に対応していただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。 97 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  お答えいたします。  議員もおっしゃるとおり、子どもはまさに地域の宝でございます。私のこの「ともだビジョン2022」に掲げております「安全安心な通学路の確保と計画的な道路の維持管理を進めます」というところにも記載しておりますけども、まずは先ほどありました学校、保護者、警察、道路管理者等による通学路安全点検を実施し、危険箇所の解消を図っていくということでありまして、この交通安全プログラムを着実に実施していきたいと思っております。  そのような中で、このビジョンに掲げております「安全安心な通学路の確保」とは、まさに地域の宝である子どもたち一人一人の命を守ることでございます。  通学路の整備につきましては、先ほど申し上げましたとおり、松浦市交通安全プログラムにおいて、学校関係者、市役所担当課、松浦警察署、田平土木事務所による合同点検が毎年実施をされておりまして、危険性や緊急性の高いもの、道路管理者等による計画によるものなど、安全対策が必要と判断された箇所において、優先順位をつけながら、例えば、グリーンベルトやガードレールの設置等の安全対策を行っているところでございます。  議員御指摘の大崎下地区の国道204号線、また、それ以外の御指摘のあった点もそうでありますけども、まず、その大崎下地区の国道204号線については、平成29年度以降、長崎県による歩道整備工事が進められているところですが、このたびの事故を受けまして、大崎下地区の国道204号線沿いの歩道整備は急務であると改めて認識したところであります。  市といたしましては、国道の歩道整備を所管する長崎県、横断歩道設置に係る県公安委員会に対して、安全対策の整備促進について改めて要望書を提出し、早期完了を急ぎたいと考えているところであります。  また、他地域で見られるような児童生徒の登下校を保護者や地域全体で見守るような取組ができないか、コミュニティ・スクールや小学校区を単位としたまちづくり推進の中で協議し、取組の実現に向けて努めてまいりたいと考えております。(降壇) 98 ◯ 2番(吉岡健次君)  ありがとうございました。市民に寄り添った市長に市政運営を今後ともお願いしたいと思っております。  次に、3つ目の地区について伺いたいと思います。  星鹿地区になりますが、この箇所も大変危なく、地区の保護者の方からも要望されております。これも前議員の方が質問されたところですけども、県道256号線の星鹿港線の牟田方面からの道が交わる三差路の交差点なんですけども、昨年の議会でも一般質問がされておりまして、その際、県は安全対策について検討していくという方針でしたがという回答だったんですけども、その後の進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。 99 ◯ 建設課長中村桂一郎君)  一般県道星鹿港線と市道池田牟田線の交差点では、平成24年度の緊急合同点検において、カーブ区間の交差点ということで、路側が狭く見通しが悪いため、通学児童が危険であるとの御指摘を受けております。  それを受けて、道路管理者である長崎県において見通しをよくする道路改良について検討されましたが、用地の問題などがあり実現に至っておらず、当面の安全対策として、通学路注意看板、ポストコーン及び防草コンクリートが整備されている状況となっております。  しかしながら、令和3年度の合同点検において、改めて当箇所における危険性について指摘があったことから、現在、長崎県において用地的な問題の整理や、さらなる安全対策の実現に向けた県内部での協議が行われているというふうに伺っております。  以上です。 100 ◯ 2番(吉岡健次君)  分かりました。検討していくということなので、今後またお伺いしたいと思っておりますし、私もこの場所は先日行ってきましたけども、カーブミラーが全く役に立っていません。向きも全然変わっていますし。現場に行かれて見られたのかどうか分かりませんけども、その辺をきちんと見られて、まず、できるところからしてもらいたいと強くお願いして、この地区に関しましては終わりたいと思います。  では、次の質問に行かせていただきます。  松浦高校の現状と今後についてですけども、本市唯一の高校であり、陸上部、なぎなた部は有名であります。先週の高校総体におかれましても、なぎなた部は全国大会出場、陸上部に関しましては、5,000メートルで川原選手が3位、古賀選手が5位、1,500メートルでは、例年まれにないハイレベルの中、松尾選手が6位となり、計3人が北九州大会のほうに進まれておられます。全国を目指し臨まれますので、ぜひ昨年の都大路のように、全国で松浦高校に走ってもらいたいと心から思っております。  また、松浦高校に関しましては、まつなびプロジェクトなどで地域課題の解決に向けても取り組んでおられます。そして、本市は松浦高校に関して様々な支援をされておられますけども、支援や予算内容につきましては、昨日、川下議員の質問で大体分かりました。年間1,500万円ほどの支援をしていただいているところで、私も松浦高校のPTAですので、大変ありがたいと思っております。  ただ、ここまで支援をしていただいても受験者数が少ない。昨日も言われましたけど、今年度は55名、定員募集の半分以下です。現状厳しいと私は思います。じゃ、なぜ志願者が少ないのか。少子化の問題や、または昨年話題になりました学科名の変更などが影響したのではないかと言われております。確かに学科名の変更、それに伴う学科の説明が遅かったというのはあると思います。また、昨年から伊万里地区の公立高校の受験も可能になったことも影響にあったと思います。  私は松浦高校という知名度が低いと思います。受験者にとって高校を決めるのに、進学、就職は選択材料になります。部活動の取組などを選択材料に入れている生徒も少なくないと思います。私も中学時代はそうでした。部活をアピールしてくる高校は結構あります。私の娘も今、中学3年生ですけども、ある高校からいろいろ案内のほうが来ております。人気のある部活動は特にアピールしてきます。部活が少しでも有名になれば受験者数が増えてくるのではないかと思います。  そのいい例としまして、他市にあります、市全体でまちの活性化を含め、高校の部活を援助されています。また、部活を強化するために、まちおこしとして指導者を呼び、現在指導に当たっておられます。現在、松浦高校には、陸上部の澤田先生、なぎなた部の板垣先生と全国を知る先生方がおられます。私はほかの部活ももっと力を入れるべきではないかと思います。  現在ある部の中で、本市においてどの部がマッチするかなど、今後の検討も必要かと思いますが、行政もこれだけ支援しているわけですから、高校に対してもっと意見を言っていただき、今以上に松浦高校と連携を取っていく必要があると思いますが、市長の考えをお聞かせください。 101 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  お答えいたします。  部活動強化による松浦高校の魅力向上につきましては、まずは学校側の意向が非常に重要であり、学校とのすり合わせが必要だと考えております。  また、生徒たちがやりたいと思える部活動がある高校は、子どもたちにとって選択肢の一つとなると考えますが、部活動は指導者によるところが大きく、指導者が異動になるとその部活動の魅力は減退してしまうというおそれがあります。  これまで松浦高校は、「まつナビ」など探究型の地域課題解決型学習に取り組んでまいりました。これはまさに日本最先端の取組であります。そして、先般も高校の専門誌の取材を実は受けたところでありまして、全国のそういった教育関係者からは非常に注目を浴びているわけであります。  知名度が低いということでありますけれども、そういった点をやはりPRしていくことが大切だと思っておりますし、今年度はさらに文科省の新規事業として、全国で島根県立隠岐島前高校と松浦高校の2校のみが指定校として採択をされています。これまでの取組が評価されている結果でありまして、松浦高校の探究型の学習をさらに充実させて他校との差別化を図ることが、まずもって大切であるのではないか、そのような考えで、それが松浦高校そのものの魅力化につながるものではないかと考えております。  今後も松浦高校と連携していく中で、どのような支援が生徒確保に向けて効果的であるのか、十分協議してまいりたいと思います。  また、この松浦市の松浦高校支援は、昨日の川下議員の質問にもお答えしたとおり、全ての生徒たちがその支援を享受できるような、そういった環境が最も望ましいと思っておりますので、この点はしっかりと高校と話合いをしていきたいと思っています。(降壇) 102 ◯ 2番(吉岡健次君)  昨日もお話に出ましたけども、隠岐の高校のことですけども、あそこはですね、私、先輩議員のほうから資料を頂きまして、読ませていただきましたけれども、前町長さんが一生懸命この高校のために頑張っておられて、今は生徒数がかなり増えているということです。友田市長にも、松浦高校のためにぜひ高校と連携を取っていただいて、松浦高校のためにどうかよろしくお願いいただければと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。午前中の中塚議員の質問と重なるところもあると思いますが、よろしくお願いいたします。  市道不老山公園線が豪雨災害より通行止めになっています。現在行われておる工事の進捗状況などにつきましては、先ほどの中塚議員の質問の返答で分かりました。長年閉鎖されている状況ですが、公園の管理についてお聞きしたいと思います。  管理維持については開放中のときと同等ではないと思いますが、管理はされていると思います。管理費の予算やその内容についてお聞かせいただきたいと思います。 103 ◯ 地域経済活性課長山口玲子君)  お答えいたします。  不老山公園の維持管理費について、令和3年度の実績でお答えいたします。約975万円となっております。主な内容は、ツツジ樹木管理委託料、営繕管理者2名分の人件費、光熱水費などとなっております。  以上となっております。 104 ◯ 2番(吉岡健次君)
     維持管理費も多くの予算が組まれて整備されていますのに公園には行けない。大変残念に思います。  先日伺いましたら、月曜から金曜まで管理の方が行っていると伺いましたが、公園までにはどのルートを使って行っているんでしょうか、お聞かせください。 105 ◯ 地域経済活性課長山口玲子君)  お答えいたします。  営繕管理者の不老山総合公園までのルートは辻ノ尾地区から登るルートを使用しておりまして、作業内容は公園内の草刈り、枯れ枝、落石の処理などを行っております。  以上でございます。 106 ◯ 2番(吉岡健次君)  たしかそのルートは、午前中言われましたけども、裏から登っていく道だと思います。そこは以前、市主催のウォークラリー大会があった場所ではないかと思うんですけども、どうでしょうか、お聞かせください。 107 ◯ 地域経済活性課長山口玲子君)  以前ウォークラリーで使われていたことは承知しております。 108 ◯ 2番(吉岡健次君)  そのルートを使って公園まで行けないかなと思っております。  確かにそのルートは、午前中も言われましたけども、道幅が狭くて車の通行は難しいと思います。歩行者のみなら行けるのではないかなと思います。一部開放していただけないかなと思っております。奥のほうにグラウンドがあるんですけども、グランドまでとは言いません。手前の公園のみでも構いません。また、今すぐとは言いませんし、来年のツツジが咲く頃を目標に道路の安全確認などをしていただいて、歩行でもいいので、一部開放していただきたいと思いますが、どうお考えか、お答えをお聞かせください。 109 ◯ 地域経済活性課長山口玲子君)  お答えいたします。  議員御指摘のとおり車両が通行できない状況になってございます。車両が通行できないのであれば、歩行者のみ一部開放してはどうかとの御提案でございますが、仮に歩行者のみ一部開放した場合でも、電源が寸断されており、来園者がトイレを使用できないことが課題となってまいります。  市といたしましても、子どもたちが一日でも早く不老山総合公園で遊べるよう公園の開放ができればと考えておりますが、電源の仮設整備も困難なことから、園内の施設が使用できない現段階においては開放は難しいと考えているところです。  以上です。 110 ◯ 2番(吉岡健次君)  先ほど午前中のお答えでありましたけども、令和6年をめどに開放というか、道が通れるということですけども、令和6年までは開放できないということになるんですね。  それでは、開放できないのに年間975万円も使って整備する必要があるのかなと私は思っております。今現在、市内の観光名所、城山と不老山公園は通行止めが続いております。観光客の問題もありますし、なるべく早く復旧をお願いしたいと思っておりますし、本日、不老山公園に関しましては2名の議員が質問しております。それだけ本市にとって不老山公園は重要な観光スポットと思って質問しております。どうかこの思いを受け取っていただきたいと思っております。  それでは、最後の質問に行かせていただきます。  市内の運動施設についてお伺いいたします。  市内には屋内、屋外と運動施設がありますが、現在何か所あるのか、お聞かせください。 111 ◯ 生涯学習課長(中野正和君)  お答えいたします。  市内には生涯学習の場として14のスポーツ施設がございます。内訳ですけれども、松浦スポーツセンター、松浦市立武道館、松浦市野球場、松浦市民運動公園、御厨地域運動場、星鹿地域運動場、田代体育館、大崎体育館、上志佐小学校夜間照明施設、福島総合運動公園、養源体育館、鷹島総合運動公園、鷹島スポーツ・文化交流センター、鷹島体育館。  以上でございます。 112 ◯ 2番(吉岡健次君)  今福町の青のまち松浦スタジアムも入っていますか。 113 ◯ 生涯学習課長(中野正和君)  先ほど申し上げました松浦市野球場というところがそれに当たります。 114 ◯ 2番(吉岡健次君)  すみません、松浦市野球場ということです。私、青のまち松浦スタジアムと認識しておりまして。今回はその青のまち松浦スタジアムと言わせていただきます。それと、志佐町の市民運動公園についてお伺いしたいと思います。  まずは青のまち松浦スタジアムについてお聞きしますけども、完成はいつで、総工費は幾らかかったのか、お答えをお願いします。 115 ◯ 生涯学習課長(中野正和君)  青のまち松浦スタジアムですけれども、平成30年6月に完成しております。芝生の養生期間を経まして、同年12月に一般供用開始をいたしております。  事業費でございますけれども、約5億4,700万円でございます。  以上です。 116 ◯ 2番(吉岡健次君)  これだけの、約5億円の費用をかけて完成していますから、フィールドのほうは本当にすばらしいです。土も甲子園の土と一緒と聞いております。  しかし、残念な点も何点かありまして、1つ目が客席が少ない、2つ目が電光掲示板が小さい、そして、最大の欠点が照明がないということです。この照明については市民の方からよく聞かれますので、お聞きしたいと思いますが、なぜあの野球場は照明がついていないのでしょうか。 117 ◯ 生涯学習課長(中野正和君)  青のまち松浦スタジアムの照明設備につきましてですけれども、野球場建設計画の段階で検討を行っております。そのときの状況ですけれども、近隣市町における野球場の利用状況や維持経費の調査で、練習で使用される場合に使用料の負担が大きいということから、年間を通して数回程度にとどまっていること及び照明設備がない場合における野球大会にあっては、公認野球規則により日没コールド及び日没継続試合により運営が可能であること。また、本野球場に照明設備を設置した場合の維持経費の試算並びにこれらを踏まえた競技団体からの御意見もいただきまして、照明設備は設置しないとの結論に至っております。このようなことから、今後においても設置は考えておりません。  以上です。 118 ◯ 2番(吉岡健次君)  野球大会をしていて、日が暮れて暗くなったので日没コールドとかいうのは、すみませんが、最近あまり聞いたことがありません。  先日も松浦で長崎県大会があっておりましたけども──大人のですね、一生懸命プレーされていました。あの人たちが試合中に、すみません、日没になりましたので、コールドゲームにしますとなったら、どんな気持ちになるか。また、選手にとっては体調のコンディションとかを整えるのが大変難しいと思います。やはりその辺は建てるときにもう少し検討していただいて、ほかの市と同等のレベルの設備の整った球場を造っていただきたかったし、また、市民の方も望んでいると思います。  照明のほうを希望されている方もいますし、使用頻度と言いますけども、結構使用したいという関係者の話も聞きます。使いたいという方もですね。やはり学校が終わってから使いますので、どうしても暗くなるので使えないという御意見も聞いておりますので、今後、照明をつけることはないと言われましたけども、ぜひ予算がもし組まれたりとか、照明をつける話が今後出たときには再度検討していただきたいと思っております。  照明をつけることによって、大会はもちろんコールドゲームがなくなりますし、平戸の赤坂球場には今年度の冬に北九州の独立リーグのキャンプも来まして、観光の目玉でもありませんだったですけども、いろいろニュースとかで話題になっております。その辺を考えて、今後取り組んでいただきたいなと思っております。  次に、志佐町の市民運動公園についてお聞きします。  今までこの市民運動公園については多くの先輩議員の方々が議会において質問されておられますが、私はアスリートとして、そして、指導者の立場で質問させていただきたいと思います。  まず初めに、市民運動公園はいつ完成したのか、お聞かせください。 119 ◯ 生涯学習課長(中野正和君)  お答えします。  松浦市民運動公園は、昭和49年10月に総合グラウンド、テニスコート、児童公園やトイレなどの附帯設備が完成し、昭和54年3月には照明施設が完成しております。  なお、平成21年度にソフトボールベンチ改修、平成22年度に野球場の本部室、バックネット移設等の改修、併せてトイレ改修を行っております。  以上です。 120 ◯ 2番(吉岡健次君)  グラウンド自体は、昭和49年といいますと48年前になります。私はまだ生まれておりません。当時完成した際は、県内一すばらしいグラウンドだったと聞いております。ただ、今となっては老朽化が目立ち、水はけが悪く、Bコートのライト側は凸凹して、ランニング、ソフトのナイターの試合とかもあっておりますけども、大変危ないです。  また、野球場のポール付近は若干斜めになっているように思います。照明も暗いです。そして、一番気になるのが、上の公園になるんですけども、荒れ果てていて、乗り物も老朽化して大変危険な状況と思います。  先日見て確認してきました。なぜ公園に手をつけないで、何らかの対策もしないのか、その辺をお聞きしたいと思います。 121 ◯ 生涯学習課長(中野正和君)  児童公園につきましては、遊具が耐用年数を超えているため使用を禁止していること、トイレの配管部分が老朽化に伴う漏水により使用禁止にしていることなどから立入りを制限しております。  なお、児童公園通路の一部につきましては、除草作業等を継続しておりまして、御不便をおかけしながらも、散歩、ジョギング等で御利用をいただいているところでございます。  市民運動公園については、各スポーツ競技エリア、また、駐車場などを含めて全体的な改修計画を策定する必要があることから、児童公園のみの改修は現在のところ考えておりません。  以上です。 122 ◯ 2番(吉岡健次君)  児童公園だけならず、下の公園も含めて整備していただきたいと思いますけども、県内13市あります。市がつくのは松浦市だけです。グラウンドコンディションが悪く、設備も整っていなく中途半端な施設はですね。  以前、大会が松浦で開催されたときに他市の方が言われたそうです。ここが市のグラウンドなんですかと。私はそれを聞いて本当情けなかったです。  市長、このような意見やこの市民運動公園の現状についてどうお考えなのか、お聞かせください。 123 ◯ 市長友田吉泰君)(登壇)  市民運動公園は、平成25年の計画構想後、今福町に野球場が完成したことや、陸上競技場の400メートルトラック整備の断念等を踏まえまして見直しを行うこととしております。  現在、見直しに当たっては、各種利用団体とのこれまでの協議における課題を踏まえたもの、また、都市公園法に適合した施設であることを念頭に素案の作成に取り組んでおりまして、市民の健康づくりやスポーツ・レクリエーション、競技力向上等を兼ね備えた総合的な運動公園として、また、国策である地球温暖化対策計画に伴う照明設備のLED化推進にも取り組む必要があることから、本年度中に基本構想を取りまとめ、さらに財政状況を踏まえた協議を進めてまいりたいと、このように考えております。(降壇) 124 ◯ 2番(吉岡健次君)  予想外の回答をいただきまして、本当にありがとうございます。利用できるところは利用をしていっていただきたいと思います。  先ほども言いましたけども、アスリート、使用者の立場から、そういう考えがあるということなので、私のこの市民グラウンドの改修案をお話しさせていただきたいと思います。  テニスコートも改修が必要だと思いますけども、観客席もちょっと今、老朽化していますので、その辺も変えていただいて、グラウンドに関しては、芝生は私は要らないと思います。水はけが悪くなる要因と思っております。トラックも、今200メートルトラックがあります。砂場も、走り幅飛び用の砂場があります。今、砂場のほうは固くなって、以前あそこで小陸をしたときに、ある子どもが飛んだ際に足を骨折したと聞いております。そこも私は要らないと思っておりまして、やはりするなら、先ほど言われました、いろいろと考えて、多目的グラウンドのほうがいいんじゃないかなと私は思っております。野球コートはそのままにしていただきまして、そうすることにより、少年サッカーが今まで1面しか取れなかったんですけども、2面取れるようになると思います。  照明についてもLEDにしていただきたいと思います。今、星鹿町民センターがLEDにされていますけども、大変明るいです。その辺も、先ほど言われましたけども、よろしくお願いしたいと思います。  上の公園につきましてですけども、公園はですね、私は要らないんじゃないかなと思っております。あそこはスケートボードやスリー・オン・スリーができる施設、または市民の方から結構意見をいただくんですけども、ドッグランなどを整備されてはと思っております。  そして、運動公園の敷地の周りには、以前話があったと思うんですけども、ジョギングコース、またはウオーキングコースを整備していただき、そして、そこのコースは電灯もつけていただき、レズライト舗装、伊万里の国見台にあるんですけども、そちらをしていただければ大変うれしいと思います。  駐車場も今現在あまりなく、狭い駐車場ですけども、土曜、日曜、祝日に関しましては、今、市の職員が止めておられます運動場の上に駐車場があります。そこから、遊歩道を造っていただいて通っていただけたらと思っております。  先ほど改修のほうに向けて話を進めていくということだったんですけども、やはりこれが次世代に向けたまちづくりと思っております。市長も3月の市政方針で述べられております。スポーツ振興と競技力向上につながると思いますので、今後どうかよろしくお願いしたいと思っております。  それでは、これで私の質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。    (吉岡議員 一般質問席 降壇) 125 ◯ 議長(谷口一星君)  以上をもって吉岡議員の一般質問を終結いたします。  以上で本日の日程を終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。       午後2時15分 散会 ───────── ◇ ───────── この会議録の全ての著作権は松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MATSUURA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....